メルセデスのルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルは、2024年シーズンに向けて、 マシンの問題点の洗い出しを自宅で行なっているという。
2014年から8年連続でコンストラクターズチャンピオンに輝きながらも、マシンが現在のグラウンドエフェクトカーとなって以降は苦戦が続くメルセデスは、今年4月に人事異動を実施。テクニカルディレクターのマイク・エリオットとチーフテクニカルオフィサーのジェームス・アリソンが役割を入れ替えた。
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そのアリソンは、サーキットを離れたところでのドライバーふたりの働き方にも変化を加えたようだ。
アリソンは、チームはレースの週末にドライバーと接する一方で、ふたりは「自宅という少し冷静になれる環境」で、可及的速やかに改善すべき課題があるのか、それともマイナーな問題があるのかといったランク付けをする時間を確保していると語った。
「レースの週末には、何時間も一緒にいるから最もドライバーと接近できる」
アリソンはそう説明した。
「しかし、意見交換を行なうにはとてもギクシャクする環境でもある。サーキットでは上手くいかなければならないというプレッシャーから、自宅よりも客観性が少し失われてしまうからね」
「ドライバーたちは我々のために、自宅のように少し冷静になれる環境で時間を確保してくれている」
「彼らが抱えている問題をランク付けしたり、可能性を見出したり、我々が取り組んでいることと彼らが話していることが上手く一致しているかを確認するのに役立っている」
ハミルトンは以前から、ライバル勢に比べて前方に設置された今季マシンW14のコックピット位置に不快感を示しており、リヤの荷重に自信が持てない様子だった。
一方でラッセルはここ数戦でより“ソフトな”セットアップへ移行しており、それが予選パフォーマンスの向上に寄与したと評価した。
アリソンは2024年に向けてマシンの課題についてチームが「明確な答え」を持っているため、ここ2年の苦境から脱却できると考えている。
「我々全員が、マシンで何をしたいのか、かなり明確なビジョンを持っていると感じている」
「今季はマクラーレンのように目覚ましい進歩を遂げることができなかったが、それでもシーズンを通して自分たちが何を正すべきかという明確な道筋を描くことができた」
「だから来年がとても楽しみだし、この時期をとても楽しめている」
Additional reporting by Adam Cooper
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