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エディター・イナガキが選ぶ今月の3台──MONTHLY CARS

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エディター・イナガキが選ぶ今月の3台──MONTHLY CARS

年間300台以上のクルマを見て乗っているGQ自動車エディターが、「これはいい!」と感じた3台を紹介する。今月は個性豊かなファミリーカーをピックアップ。

僕にとってファミリーカーといえば、ボルボだ。なぜなら幼い頃、実家にボルボのステーションワゴンがあったからだ。3歳頃まであった「240ワゴン」の記憶はほとんどないけれども、次の「740ワゴン」はよく覚えている。

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キャンプに行ったり、塾への送り迎えに乗せてもらったりした。だけではなくて、よく壊れたためディーラーへ頻繁に足を運んだ。もちろん僕も一緒についていった。それもあってか、担当のセールスさんと親しい付き合いとなり、我が家に食事に招くほどだった。

1台のクルマがもたらした縁を振り返ると、ファミリーカーとは家族のためだけのクルマではないのかもしれない。今回紹介する3台も、クルマを通し新しい出会いを予感させる。

ASTON MARTIN DBX

アストンマーティン初のSUVは、もはやスーパーカーである。さすがはジェームズ・ボンドの愛車としても有名なアストンが手がけただけのことはある。

オンロードではSUVとは思えぬスポーティなハンドリングが楽しめるし、それでいて悪路も意外に走れちゃう。今年2月、雪深い新潟をDBXで駆けまわったが、不安は一切なし。

上質な素材をたっぷり使ったインテリアは、ゴージャスではあるものの嫌味はない。これほど"上品"という言葉が似合うSUVは少ない。

タフで勇敢、知的でユーモアがあって、一流品を愛し、女性にモテる『007』の世界を、実用車なのに味わえるのだから、飛ぶように売れているのもうなずける。なお、ワンタッチで煙が出たりする仕掛けがない点はご留意くださいませ。

HYUNDAI IONIQ 5

ヒョンデの最新電気自動車であるIONIQ 5(アイオニック・ファイブ)は見ても乗っても個性的だった。クリーンなデザインの外観は、いかにも環境に良さそうなクルマであることが伝わってくる。

乗り込むと、厚みのあるシートの座り心地に感動!オットマン付きのフロントシートはゆりかごのようにもなるし、リアシートもスライド&リクライニングできる。ミニバンほどではないけれども、全長約4.6mのハッチバックとして斬新&快適な居住空間がつくられている。

そして、電気自動車ならではの静粛性が◎。移動時、家族との会話も弾みそうだ。でも、会話が途切れたとき、静かすぎたら気まずくなるのでは?ご安心を。なんと、"波"や"森"をイメージした擬音が流れる仕掛けが搭載されているのだ。

TOYOTA NOAH

日本のミニバンの進化はすごかった!オットマン付きの2列目シートは座り心地も良く、快適装備は満載。「もはやアルファードはいらない!?」と、思わせる完成度だった。

試乗したハイブリッド版は、加速も良く、静かで、乗り心地も上々。先代と比べたら1クラス以上違う。

そういえばCMも、かつてはバクのキャラクターが起用されたポップなものだったが、それとはテイストが異なる。立派な戸建てに停まっているノアが空を舞うという不思議な内容。「家族でお出かけする高揚感を無重力でポジティブに表現」したというから、新型ノアが目指すのは令和の宇宙船!?もっとも宇宙船よりノアの方が室内は広そうだから、居心地は良いかも。

このあたりの比較は、前澤友作さんにお願いしたい。

PHOTOGRAPHS BY HIROMITSU YASUI 
WORDS BY KUNIYASU INAGAKI @ GQ

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みんなのコメント

14件
  • 出た!エディターイナガキ!w
    恥ずかしくないの?イナガキさん。
  • 33にもなって一人もん。多額の借金
    家族もいないのにファミリーカー語るなよ
    イナガキおぼっちゃまさんよ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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