F1ドライバー姿でダムソン・イドリスがメットガラに登場！ 作中スポンサーも務めるトミーフィルヒガーのタキシードに早着替えで注目集める

　5月5日にアメリカのメトロポリタン美術館で行なわれた2025年のメットガラ。そこで、今年6月公開予定の映画「F1／エフワン」の主演男優であるダムソン・イドリスが作中レーシングスーツを模したスタイルから”変身”してみせた。

　ファッションの祭典として著名なメットガラだが、今年は7度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトン（フェラーリ）が共同ホストを務めた。

　世界中のセレブリティやファッションアイコンなどが参加するこのイベントだが、一味違う注目の集め方をしたのが、トミーヒルフィガーのスペシャルゲストとして出席したイドリスだった。

　イドリスは映画内でF1ドライバーとして所属するAPXGPチームの白いレーシングスーツ模した服を着用し、2万個のスワロフスキークリスタルで装飾されたヘルメットを被り、APXGPのマシンに乗って登場した。

　そしてイドリスはそのレーシングスーツを一瞬で脱ぎ捨てると、2025年のメットガラのテーマである「Superfine: Tailoring Black Style（華麗なるブラック・スタイル）」を表現した赤いタキシード姿へ変身した。

　トミーヒルフィガーは映画F1におけるオフィシャルファッションパートナーを務めている。今回のメットガラにおける演出について、彼らは次のようにコメントした。

「大いに期待されている映画F1と提携することができ、我々も非常に興奮している」

「ダムソン・イドリスは作中のAPXGPチームのドライバーであるジョシュア・ピアース役を演じている。我々はメットガラの彼の入場シーンにおいても、その映画のエネルギーを反映させたいと考えた」

「メットは表現すること、そしてお披露目が全てだ。トミー・タータンチェックのシャープに仕立てられたタキシードを披露し、ハイオクからハイファッションへとシームレスにシフトしてみせた。スタートラインからスポットライトを浴びるまで、両方の世界のエッセンスを捉えていた」

　イドリスは、映画のプロデューサーでもあり、メットガラの共同ホストを務めたルイス・ハミルトンとの仕事ぶりについて、以前こう語っていた。

「F1について教わるのに、ルイス・ハミルトン以上に適任な人物はいないよ」とイドリスは言う。

「ルイスは『そんなことは起こらないよ』と僕らに教えてくれるんだ。この芸術形式だと珍しいことだ」

「F1に生活全てを捧げている人がこの映画に関わってくれているというのは、僕がこれまでにやってきたモノとは全く違うんだ」

「僕にステアリングを握らせてくれた。僕はそれ以前に速い車を走らせた経験があったけど、今やっていることとは全く別モノだ」