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【ドイツの感動を広島でも】マツダ本社ミュージアム、リニューアル待ち遠しい さらなるパワーアップの提案

ドイツ私設博物館の凄み

text:Kenji Momota(桃田健史)

【画像】フライ・ミュージアム(ドイツ)とマツダ・ミュージアム(広島)【眺めてみる】 全27枚

editor:Taro Ueno(上野太朗)

「やはり広島に、本格的ミュージアムが必要だ」

英国AUTOCAR編集部の取材記事として先日、ドイツ国内にある私設マツダ・ミュージアムが紹介されたが、それを見て筆者(桃田健史)はそう思った。

時計の針を少し戻すと、2017年8月から9月にかけて、筆者はドイツ各地を勢力的に取材していた。

起点となったのは、フランクフルト郊外の研究開発拠点マツダ・モーター・ヨーロッパ(MRE)で開催された「マツダグローバル技術次世代フォーラム」だ。

目玉は、世界初公開となったスカイアクティブX。テスト車両のマツダ3(旧アクセラ)に搭載された状態でアウトバーンをフルスロットルで走った。

翌日、CX-5を自ら運転し、フランクフルトから南東方向へ約400km移動して、ミュンヘンの少し手前にあるバイエルン州アウクスブルグに向かった。

町の中心部には観光名所も多く、路面電車がのんびりと走っている。そんな市街地に「マツダ・クラシック・ミュージアム・フライ」があった。地元でマツダ・ディーラーを経営する、マルクス・フライ氏が父の代からこつこつと集めたマツダ車を展示する私設マツダ・ミュージアムである。

そこは英国AUTOCAR編集部が絶賛するように、実に濃い内容だった。 

広島以上のラインアップの理由

同行したマツダ本社関係者は「スカイアクティブXという次世代技術と、マツダが辿ってきた歴史、それぞれを体感して頂きたかった」と、現地ツアーの主旨を説明した。

さらには「マツダの広島本社にあるミュージアムでも展示がない車両があるなど、マツダ関連では世界最大級の展示内容だ」と、フライ・ミュージアムがいかに貴重な存在かを強調した。

最終的にはフライ・ミュージアムとなったが、フライ氏の父親の初代コレクションは、コスモ・スポーツだったという。しかも、アメリカで見つけた車両。

その他、フライ氏の父親は日本にも何度も足を運び、気に入ったマツダ車があればドイツへの輸送手続きを取った。さらに、マツダ車の人気が高く、国内シェアが高いオーストラリアでもさまざまなマツダ車を買い付けてきた。購入時点での車両の状況は様々だが、これらをフライ氏が経営するマツダ正規ディーラーの一角で、丁寧にレストアした。

本来は、こうした作業をマツダ本社が積極的におこない、マツダのコレクションを充実させるべきだが、ドイツの比較的小規模なマツダ・ディーラーがこうした文化的活動を自費でおこなっていることに、マツダ本社関係者らはあらためて敬意を示した。

では、マツダ本社のミュージアムはどうなっているのか?

宇品工場のライン見学を含む経路

現在(2021年1月初旬)、マツダ本社(広島県安芸郡府中町)の敷地内にあるマツダ・ミュージアムは閉館している。

理由としては、新型コロナウイルス拡大の影響もあるのだが、そもそもはマツダ創業100周年を機にリニューアルオープンを2020年10月以降で予定していたが、コロナ禍で同年9月の時点で「当面見合わせ」となっている状況だ。

このミュージアムだが、辿り着くまでけっこう大変だ。

JR広島駅から電車で2つ目、乗車時間は5分ほどで向洋(むかいなだ)駅に着き、そこからマツダ病院に脇を通って徒歩5分弱でマツダ本社ビルに到着する。

本社ビル1階には、現行マツダ車数台、または古き良き1台が混じっていることもある。ミュージアム見学は完全予約制で、本社ビルから構内バスで10分弱の移動となる。

そこはマツダ宇品工場の最終組立ラインや、国内外に向けてマツダ車を送り出す輸送船の港に隣接している場所だ。到着した段階で、マツダの心臓部にいるような気持ちになる。 

筆者はこれまで本社での取材等の際に何度も足を運んでいるが、直近では2018年秋に訪れている。お気に入りは、実機が並ぶロータリーエンジンの歴史を感じることができるコーナーだ。この中には、若き筆者がアメリカでのレース活動で使った同じモデルもある……

広島駅近くにもマツダミュージアムを

筆者は機会あるごとに、マツダ幹部らに対して「JR広島駅の徒歩圏内に、できれば駅直結で、またはマツダ・スタジアムに隣接するかたちでマツダの歴史を感じることができる施設は必須だ」とのお願いをしてきた。

そこに、バーチャルで、ドイツのフライ・ミュージアムと繋がることも面白いだろう。また、マツダ関連グッズについても、マツダ本社構内やミュージアムで販売しているが、
創業100周年を機に、広島カープの関連グッズのように、もっと手軽にマツダ関連グッズが購入できる場が、少なくともJR広島駅構内の商業施設にあるべきだと思う。

その上で、本社施設内でこれからリニューアルオープンする本家ミュージアムについては、ヘリテージ部品の販売や、できれば定期的にヘリテージ・モデルの実車販売もおこなえるような、マツダの歴史を現代に直接導くような場が必要だと感じる。

日系自動車メーカーの本社直系ミュージアムは、トヨタ博物館(愛知県長久手市)、およびトヨタ産業技術記念館(名古屋市)、日産ヘリテージ・コレクション(神奈川県座間市)、ホンダ・コレクションホール(栃木県芳賀郡茂木町)、スズキ歴史館(静岡県浜松市)などがある。

マツダ・ミュージアムは、広島=マツダを実感できる場として、広島観光の一部にもっと加わるべきだと思う。

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