日本列島に近づく台風19号”ハギビス”の影響で、12日(土)の全セッション中止が決まったF1日本GP。現時点で、予選は13日(日)の午前10時に行われる予定となっているが、もしこの予選が実施できなかった場合は、フリー走行2回目の結果によって決勝のグリッドが決定されるようだ。
台風の影響を予測することは非常に困難だ。雨量が弱まったとしても強風が残り、日曜日の朝まで混乱が続く可能性もある。
■イベント広場のみならず各チームピットも……F1日本GP、台風19号に備え一時撤収進む
FIAの競技規則では予選が実施できなかったケースについての規定はなく、日本GPのスチュワードはFP2に先立ち、予選ができなかった場合はどのようにグリッドを形成するかについての決定を下した。
スチュワードは、FIA国際競技規則で与えられた権限を行使し、今イベントの特別規則を修正。必要に応じてペナルティを適用した上で、FP2の結果に基づいてグリッド順を決定すると発表した。
スチュワードによる決定が伝えられる前、FP1終了後に行われた記者会見に出席したフェラーリのマッティア・ビノット代表は、FP2でベストなタイムを出すのは、”メインの目標”にならないと述べた。
「主な目標は、セットアップの問題に対処し、日曜日に向けた準備ができていることを確認することだ」
「なぜなら、今のところ日曜日の朝に予選を行い、午後にレースをする可能性が最も高いからだ」
「しかし、出来るだけ良いラップをしようとすることに疑いはない」
ハースのギュンター・シュタイナー代表は「FP2が予選になるとは思わないが、万が一に備えて多くのチームがより速いタイムを出そうとするだろう」とコメント。
一方、ルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、金曜日のフリー走行で開発パーツを搭載し、”理解を深める”必要があるため、ルノーは妥協を強いられることになると述べた。
また、ルノーはフリー走行で金曜日用の古いエンジンを使用し、レース用ユニットの走行距離を節約しようとしているため、タイム的には不利になると語った。
「金曜日のエンジンは、シーズン序盤に使用していたエンジンであるため、パワーが低下している」
「(タイムが)少し犠牲になってしまうが、日曜日に予選が行われる可能性は十分あると考えているため、バランスは取れている。計画を変更するつもりはない」
仮に決勝のグリッドがFP2の順位によって決定された場合、バルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得。ルイス・ハミルトンが2番手に続き、メルセデスがフロントロウを独占、3番グリッドにはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがつくことになるだろう。
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