近年の酷暑やアウトドアブームに伴い、車内の環境改善への関心が高まっている。本稿では、2026年6月にクラフトワークスブランドから登場した「断熱アルミシート」を紹介する。前作のヒットに続く本作は、優れた断熱・遮音性能を誇り、これからの季節の快適性を劇的に向上させる注目のDIYアイテムである。
【写真】→→「えっ…そこに貼り付けるんだ!?」夏でもクーラーがガンガン効く! 効果抜群の断熱シート
●文:月刊自家用車編集部
圧倒的な快適性を実現する新世代の車中泊・DIYアイテム
Fun Standard株式会社は、2026年6月12日、クラフトワークスブランドの新製品として本格派の「断熱アルミシート」を発売した。同ブランドが展開する厚さ2mmの制振シートは、すでにAmazonの車用断熱材部門でベストセラー1位を獲得する高い実績を持つ。
―― 断熱アルミシート[クラフトワークス]
今回追加された新製品は、その確かな技術力をベースに、より断熱・保温・防音の性能を極めるために開発された厚手仕様のシートである。内装の内張りを剥がしてボディの金属板に内側から直接貼り付ける本格的な仕様であり、エアコンの効率化による燃料代の節約や、車中泊時の劇的な環境改善をもたらすポテンシャルを秘めている。
―― 断熱シートを施工することで冷房の効率・効果がUPし、夏も涼しく快適に過ごせる。
熱と音をシャットアウト! 車重を増やさず、冷暖房効率UP!
クラフトワークスの断熱アルミシート。外からの熱や冷気を遮断しながら、走行中のノイズや雨の音などをシャットアウトし、快適な車内環境を実現することで、装着ユーザーの満足度の高いアイテムとなっている。その機能と効果を、詳しく見ていこう。
―― 業者に依頼するのも手だが、自分でやればコスパが良い。
◆驚異的な冷暖房効率の向上と燃料代の節約
本製品の最大の特徴は、外気からの熱や冷気を遮断すると同時に、車内の空気を外部へ逃がさない「双方向の断熱効果」にある。車を一種の魔法瓶のような状態に保つため、真夏の過酷な直射日光による車内温度の上昇を抑制し、冬場は底冷えを防いで室温を維持する。
―― 断熱シートが、夏場の強烈な暑さを遮断してくれる。
これにより、エアコンのコンプレッサーをフル稼働させる時間が短縮され、ガソリン車やハイブリッド車の燃費向上に直結する。また、電気自動車においては暖房によるバッテリー消費を大幅に抑えられ、航続距離の延伸にも貢献する。一度施工すれば、乗車している間中、持続的に燃料代を節約し続ける高効率なアイテムである。
―― 断熱アルミシートの効果を、サーモグラフィーでテストし、その効果を実証。
◆不快な騒音をシャットアウトする遮音・吸音性能
断熱性能に加えて、本格的なデッドニングシートの技術を応用した遮音・制振効果も極めて高い。走行中のロードノイズや周囲のアイドリング音といった外部からの不快な雑音の侵入を大幅に軽減する。特に薄い鉄板で構成されている天井(ルーフ)に施工した場合、激しい雨が降った際の「カンカン」という特有の耳障りな共振音を鈍く静かな音へと変化させる。
―― 熱だけでなく、車外の不快な音もシャットアウトしてくれる。
長時間を車内で過ごす車中泊の就寝時においても、周囲の騒音に煩わされることなく質の高い睡眠を確保できるため、プライベート空間としての居住性が飛躍的に向上する。
◆わずか2~3kgの軽量設計がもたらす高い費用対効果
従来のデッドニング材は、振動を抑えるために重いゴムや鉛を多用しており、車 1 台分をフル施工すると 10kg から 20kg 以上の重量増になることが珍しくなかった。車体の重量増は燃費悪化の要因となるが、本製品は主要部が空気を含んだ発泡ポリエチレン層と薄いアルミシートで構成されているため、車 1 台分でも総重量はわずか 2~3kg 程度に収まる。
―― 必要な部分だけを施工することで、自重に大きな影響を与えず、高い効果を得られる。
これはペットボトルを数本置くのと同等の軽さである。重量増による燃費悪化のデメリットを、断熱によるエアコン負荷軽減のメリットが完全に圧倒するため、非常に理想的な費用対効果を実現している。
◆3つの厚みと、2つの長さから選択可能。愛車のサイズや用途に応じて最適なものを選択
ユーザーの多様なニーズと施工箇所に対応するため、本製品は 5mm、7mm、10mm という 3 種類の厚みが用意されている。公式のアナウンスでは、単に性能の高さで選ぶのではなく、施工箇所の「内張りと鉄板の隙間の広さ」に合わせて選ぶことが推奨されている。
―― 用途に合わせて、3つの厚さから選択できる。
隙間が狭く曲面の多いドア内部には扱いやすい 5mm 厚、床面やトランクまわりにはバランスの良い 7mm 厚、スペースに余裕があり最も高い効果を期待できる天井には極厚の 10mm 厚、といった明確な選択基準が示されている。これにより、施工後に内張りが戻らなくなるという初心者にありがちな失敗を未然に防いでいる。
―― 大型車から軽自動車まで、貼る面の広さに応じたサイズを選択できる。
必要な道具は製品に同梱。初心者でも作業がしやすい設計
クラフトワークスの断熱アルミシートには、作業に必要な専用圧着ローラーや内張剥がしが同梱されているので、購入後すぐに作業を行える。初心者にはややハードルが高いかもしれないが、安く仕上げたい場合は思い切ってDIYにチャンレンジしてみるのもアリだろう。
―― 圧着ローラーが付属するので、しっかりと貼り付けられる。
作業の手順は、まず貼り付けたい場所に合わせてシートをハサミでカット。貼りたい場所の油や汚れを丁寧に拭き取る。この作業が甘いと、貼り付けたシートが剥がれてくる可能性があるので要注意。そして、シートの接着面の裏紙を剥がして、部位ごとに貼り付け、付属のローラーでしっかりと圧着させれば完了だ。
―― 施工手順解説。
◆贅沢な3層構造で熱や冷気を確実に遮断!
シートは3層構造になっており、熱や音を確実に遮断してくれる。上部層はアルミニウムシート、中間部はブチルゴム、そして下層部は粘着シートで構成。効果をしっかりと実感できる構造となっている。
―― 断熱アルミシートは、アルミプレート、中間部、下層部の3層構造となっている。
製品仕様
発売日: 2026年6月12日
構 造: 3層構造(アルミシート、発泡ポリエチレン層、強粘着シート)
厚さ展開: 5mm / 7mm / 10mm
長さ展開: 5mサイズ(軽・コンパクトカー、部分施工用)/ 10mサイズ(SUV・ミニバン、1台フル施工用)
重 量: 約2~3kg(1台分施工時の目安)
付属品: 専用内張りはがし、圧着ローラー
施工方法: 内装の内張りを剥がし、ボディの金属パネルに内側から直接貼付
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