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【レース復活】ロータス・エミーラGT4追加 ジェンソン・バトンの名も浮上

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【レース復活】ロータス・エミーラGT4追加 ジェンソン・バトンの名も浮上

宣言していたレーシングへの復帰

執筆:Takuo Yoshida(吉田拓生)

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編集:Taro Ueno(上野太朗)

今年7月6日にヴェールを脱いだロータス・エミーラ。最後の内燃機関を搭載したブランニュー・ロータスが早くもGTレーシングへのアプローチを開始するようだ。

ロータス・カーズがエミーラのGT4のデビューをアナウンスしたのだ。

今年4月からマネージング・ディレクターとしてロータスを率いることになったマット・ウィンドルは、就任直後のAUTOCARのインタビュー(4月28日)の中でGT4レースへの参戦を宣言していたが、早くもそのプランが現実味を帯びてきたのである。

エヴォーラGT4の後継マシン

GT4はおもにアマチュアドライバーのために企画されたGTレーシングのカテゴリー。

GT3マシンの高性能化、そしてコストアップやドライバーのプロ化といった流れを受け、より改造範囲の狭いクラスとして2006年からレースがスタートしている。

ロータスは2011年にエヴォーラのGT4モデルをホモロゲートしており、カスタマー・チームと協力してブリティッシュGT4チャンピオンシップをはじめとする各国のGT4レースで勝利を収めてきた実績がある。

エミーラのGT4モデルに搭載されるパワーユニットもエヴォーラGT4と同じトヨタの3.5L V6(2GR-FE)となる。

ロードカーのエミーラと同じくハーロップ製のスーパーチャージャーによって過給され、最高出力は406psと発表されている。

ギアボックスはXトラック社製のレーシング用6速シーケンシャル+パドルシフトのシステムがエヴォーラGT4から受け継がれることになる。

エミーラGT4 外観の違い

発表されたエミーラGT4のボディワークで目立つのは大きなダウンフォースを生み出すであろうフロントのカーボン製エアスプリッターやリアの大型ウイングである。

またフロントのボンネットもノーマルのエアアウトレット以外にネットが張られた穴が追加されているように見える。こちらもGT4専用のパーツとなるようだ。

ボディパネル自体の軽量化も施されているというが、これはFRPの積層を薄くしたのかカーボン置換なのか、その手法までは言及されていない。

今回発表されているエミーラGT4の車重は1260kgであり、これはロードモデルのエミーラの目標車重である1405kgよりも確実に軽量化された数値となっている。

ジェンソン・バトンの活躍も?

今回ロードモデルのエミーラをベースとしてGT4カーの製作を手掛けたのは英国のレーシング企業であるRML(レイ・マロック・リミテッド)グループ。

1980年代のアストン マーティンによるルマン・プロジェクトや、ヴォグゾールと日産のBTCCマシンを製作する一流どころである。

一方エミーラGT4のテクニカル・パートナーとして名前が挙がっているのが、F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンだ。

すでにロータスとバトンはEVによるラリーレイド・シリーズ、エクストリームEにおいてタッグを組んでいる。その影響がエミーラGT4にも波及するようだ。

エミーラGT4は、F1マシンからロードカーまで全てのロータスの開発に用いられてきたヘセルのテストトラックにおいて現在精力的に開発がおこなわれている。

2022年シーズンには限られた台数のエミーラGT4が製作されレース参戦を開始。2023年には世界中のカスタマーに供給されることになるという。

ということは2022年シーズンのブリティッシュGT4チャンピオンシップにジェンソン・バトンのチームがエミーラGT4で参戦するという予測も成り立つ?

もちろんドライバーはジェンソン・バトンその人だ。

このプランが実現すれば、エミーラとそのGT4モデルのセンセーショナルな話題となるに違いない。

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