タイ出身イントラフヴァサックが初優勝！｜FIA F3シルバーストン スプリントレース

　イギリスのシルバーストン・サーキットで開催されているFIA F3の第7ラウンド。曇り空の中、7月5日（土）に行なわれたスプリントレースではタサナポール・イントラフヴァサック（カンポス）が勝利を手にした。

　F3のスプリントレースは上位12名が予選の逆順で並ぶ18周のレース。予選12番手となったイントラフヴァサックはポールポジションからスタートした。

　イントラフヴァサックはスタートでホールショットを獲得。レース序盤のセーフティカー再開後にはノエル・レオン（VAR）に豪快なオーバーテイクを許したが、コース外でアドバンテージを得たとしてペナルティ対象となるのを避けるためレオンがポジションを戻したため、首位に戻った。

　その後イントラフヴァサックは2番手以下とのギャップを開き、トップチェッカーを受けた。イントラフヴァサックにとってはF3初勝利。タイ人ドライバーの勝利としては、アレクサンダー・アルボン（ウイリアムズ）以来だ。

　2位はマクラーレン育成のマルティニウス・ステンショーン（ハイテック）、3位はアストンマーティン育成のマリ・ボーヤ（カンポス）だった。