車種別・最新情報 [2026.04.27 UP]
こだわりの“技アリ!”SUV・ヴェゼル
ホンダ人気SUV比較[ヴェゼル/ZR-V/CR-V]~結論&おすすめグレード~
ここに技あり! こだわりのSUV選び
今や愛車選びの大本命で車種も豊富なSUV。今回は多彩なSUVの中から個性派を選抜。“ならでは”の魅力を掘り下げてみた。
●文:渡辺陽一郎
※本記事の内容は月刊自家用車2026年5月号制作時点(2025年3月中旬)のものです。
HONDA ヴェゼル
●価格:275万8800~396万8800円 【1.5ℓガソリン・4WD】【1.5ℓHEV・FF/4WD 】
使い勝手の良さが際立つ、人気のコンパクトSUV
今はSUVの人気が高く、特に全長を4500mm以下に抑えたコンパクトな車種の販売が好調だ。その代表がホンダヴェゼルになる。全長は4340mm(e:HEV RSは4385mm)、全幅は1790mmで、最小回転半径も5.3mから5・5mに収まる。水平基調のボディは視界も良く、初心者ドライバーも運転しやすい。
内装には合成皮革も使われ、コンパクトSUVでは上質だ。シートの座り心地も適度に柔軟な仕上げだ。しかも身長170cmの大人4名が乗車した時、後席に座る乗員のヒザ先空間は握りコブシ2つ半だから、内装の質、居住性ともにミドルサイズSUVに相当する。さらにヴェゼルは、燃料タンクを前席の下に搭載するため、後席の下には十分な空間がある。後席の座面を持ち上げて、後席のドアから、車内の中央に背の高い荷物を積むことも可能だ。後席は床面へ落とし込むように小さく格納できるから、ボックス状の広い荷室としても使える。上質感、居住性、積載性を高水準で両立させた。
パワーユニットは、直列4気筒1.5ℓエンジンを使ったハイブリッドのe:HEVを主力に搭載する。ノーマルガソリンエンジンは、ほぼ同じサイズのWR‐Vが搭載するため、ヴェゼルでは4WD専用グレードのGに限られる。e:HEVは、高速巡航ではエンジンが直接駆動して燃費を向上させるが、通常走行ではエンジンが発電、モーターは駆動を行う。そのためにアクセル操作に対する反応が機敏で加速も滑らかだ。上質な車内や居住性と、モーター駆動のe:HEVは親和性が高い。
売れ筋グレードでは、ステアリング操作に対する車両の反応が穏やかで、スポーティではないがカーブでは後輪の接地性が高い。走行安定性も良好だ。足回りが柔軟に動き、コンパクトSUVでは乗り心地も快適に感じる。その点でe:HEV RSは、少し硬めで操舵に対する反応も機敏だ。それでもユーザーによってはe:HEVRSの運転感覚が馴染みやすく感じるだろう。推奨グレードもe:HEV RSだ。価格は主力グレードのe:HEV Zよりも48万700円高いが、ホンダコネクトディスプレイなど37万4000円のセットオプションを標準装着した。そうなるとe:HEV RSの内外装や足回りの変更コストは、価格差から標準装着されるオプションの価格を引いた10万6700円だから買い得だ。e:HEV RSの全高は1545mmに収まり、SUVでは珍しく一般的な立体駐車場も利用できる。全高に制限のあるユーザーにも適する。
ココが“技アリ!”→日常的な使い勝手が頼もしい
積載性にすぐれるワゴン車として見たときの総合力がヴェゼルの大きな強みだ。運転しやすいサイズや視界、十分な容量の荷室に加え、後席の座面をはね上げ、背の高い荷物を積むこともできる。これは他社モデルにはない特徴。ホンダ車ではおなじみのセンタータンクレイアウトにより、リヤシートの下に燃料タンクがないから得られる恩恵だ。
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