最短3日9時限の教習所通いで免許取得可能
いま、「3密」を避ける移動手段として、あるいはフードデリバリー(宅配)の足として自転車やスクーターが重宝されていると聞きます。スクーターに注目すると、原付2種の機動性の高さが際立ちます。不要不急の外出を自粛している筆者も、買い物や仕事でやむなく出掛ける際などに、所有する125ccスクーターが大活躍しています。
発売から1カ月が経過したホンダの軽二輪スクーター「ADV150」 豊富なカスタマイズパーツの人気や傾向は?
さて、何故原付2種を選べるのかですが、手軽ながらも法定最高速度はクルマや大きいバイクと同じ60km/h。二人乗りができ、交差点でもクルマと同じ右折方法で曲がることが可能で、二段階右折も不要です。もしクルマを所有していれば、任意保険でファミリーバイク特約に加入することもでき、自賠責保険は原付1種(50cc)と同額と、経済性に優れています。
原付2種、正式には「第二種原動機付自転車」といい、「AT小型限定普通二輪免許」が必要です。ちなみにクルマの普通免許で乗れるのは原付1種=第一種原動機付自転車で、排気量は50cc以下。原付2種は50cc超から125ccで、51ccから90cc以下は黄色のナンバープレート、90cc超はピンクナンバーとなります。
なんだ、クルマの免許で乗れないのか……、と思った人もいるかもしれません。しかし、四輪免許を持っていれば教習時限数は最短9時限=3日で教習所を卒業できるのです。
激戦区の人気セグメント
バイクメーカーも下記の通り、原2スクーターのラインナップをとても充実させています。ホンダ10機種、ヤマハとスズキがそれぞれ5機種もあり、いかにこのセグメントの人気が高いかがわかります。もちろん国産メーカーだけでなく、外国車もあり、よりどりみどりとなっています。
■ホンダDIo110(23万5400円から)スーパーカブ110(28万500円)スーパーカブ110プロ(30万2500円)ベンリィ110(28万6000円)※ベンリィ110プロ(30万300円)※リード125(31万5700円)クロスカブ110(34万1000円)スーパーカブC125(40万7000円)CT125ハンターカブ(44万円)PCXハイブリッド(44万円)※ビジネス用
■ヤマハアクシスZ(24万7500円)シグナスX(33万5500円)BW’S(33万5500円)NMAX(35万7500円)トリシティ125(42万3500円)
■スズキアドレス110(21万7800円)アドレス125(22万5500円)アドレス125フラットシート仕様(23万1000円)スウィッシュ(32万4500円)スウィッシュリミテッド(34万6500円)
スーパーカブが究極!?
ここまではクラッチ操作の要らないオートマッチモデル、つまりAT免許で乗れる機種を挙げましたが、ホンダ『スーパーカブ』や『クロスカブ110』『CT125ハンターカブ』はトランスミッションがあり、変速させながら走らせなければなりません。
変速が煩わしいだけのものなら、世界累計生産台数1億台突破、60年の超ロングセラーという偉業は果たせなかったでしょう。扱いやすく、シフトチェンジも奥深く面白い。操っているという二輪車の楽しみが、小さいながらもそこには詰まっているのです。
生活の足や業務用としてだけでなく、世界中に“ファン”が数多く存在し、カスタムパーツも豊富に出揃っています。スーパーカブシリーズは、究極の原2かもしれません。
遊び心ある人に待望の1台が復活
今年6月26日に発売予定の「CT125ハンターカブ」は、年間販売計画台数の8000台を予約の時点で達成してしまう人気ぶりです。スーパーカブの丈夫なエンジンやシャシーをベースに、アップマフラーやブロックパターンのタイヤを備え、山の中にも入っていけるサバイバルバイクとしています。
外出できる時期が来れば、「3密」を避ける釣りやキャンプなどにもうってつけの相棒となってくれそうですが、予約殺到で納車待ちとなるのは間違いありません。「クロスカブ110」も含めて検討するのをオススメします。
通勤派に圧倒的人気
“通勤快速”の異名を持つのが、スズキ「アドレス」シリーズです。停止状態からの短距離ダッシュが鋭く、ストップ&ゴーの繰り返しとなる混雑時に、俊敏性を発揮するようメーカーの開発陣もこだわっています。
そしてなんといってもリーズナブル。スタイルはどちらかというとオーソドックスで定番的。見た目より機能を重視する人が選ぶのでしょう。
モビルスーツみたいな見た目もGOOD!!
「二輪は不安……」なんて人にはフロント2輪で安定感抜群のヤマハ「トリシティ125」があります。操る楽しさや軽快感に乏しいなんて思うのは誤解で、ヤマハ独自のLMW(リーニング・マルチ・ホイール)テクノロジーは車輪と車体全体がリーン(傾斜)して旋回し、スポーツライクな走行感。
それでいながら路面状況がよくない時も安定感のある走りで、濡れたマンホールや石畳、トラムレール、砂まじりの道路でも心強い。段差などの衝撃もスムーズに吸収し、運転も疲れにくいのです。後ろから見ると三輪であることに気付かないほどで、車幅が特に広いわけではありません。都市部でも二輪スクーターと同じように狭いところを走っている姿をよく見かけます。
新生活の相棒には、よりどりみどりの個性派モデル出揃う原2スクーターたち。新生活の移動の足として、役立つことは間違いありません。ただし乗るには細心の注意が必要です。くれぐれも安全運転を心がけましょう。(青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト))
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
道の駅ブチギレ! 怒りの「電気ぜんぶ消す!」“異常事態”に反響殺到!「大迷惑です…」「もっと厳しくしろ!」の声も! “苦情”にまみれた「憩いの休憩所」一体何があった!? 岡山
価格35万円! リッター49.3km走るホンダ「”新”スクーター」登場に反響“殺到”! 「フルフェイスが2個入る!」「他のスクーターには戻れない」広々ラゲッジの原付二種モデル「リード125」26年1月に発売
新車99万円から! トヨタ最新「軽セダン」に反響殺到! 「豪華な雰囲気」「昭和を思い出す」の声も! 往年の高級車ライクな“キラキラ外装”もイイ! 高級感漂う「ピクシス エポック」の組み合わせに注目!
約169万円! “デカグリル”採用のトヨタ「“5人乗り”スライドドアワゴン」! 「TOYOTA」文字ロゴもイイ「SUVワゴン」ダンクとは
自衛隊基地にロシア製軍艦が出現! 越軍フリゲート7年ぶり2度目の来日 その目的は?
道の駅ブチギレ! 怒りの「電気ぜんぶ消す!」“異常事態”に反響殺到!「大迷惑です…」「もっと厳しくしろ!」の声も! “苦情”にまみれた「憩いの休憩所」一体何があった!? 岡山
座席が無い「真っ白の新幹線」来年デビュー!日本初の画期的な車両に 東北新幹線で運行
スズキで一番売れている登録車は「ジムニー」でなく「ソリオ」。なぜ快進撃を続けるのか? 両車を深掘りして見えた“解”とは
ヘルムート・マルコがレッドブルを去る可能性。カタールGPでの一件が上層部の逆鱗に触れたか
ホンダ新型「NSX」!? “ミッドシップ”の新「“2ドア”スポーツカー」初公開! “リトラ”の旧車デザイン×カーボンファイバーの軽量ボディ採用のJASモータースポーツ「テンセイ」伊国に登場へ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
確かに、最短3日で取れるかもしれないが、普段乗ってる車と色んな点で違うから最初は戸惑った。
結局、1時間オーバー。
買ったのはカブ110(JA07)。
ホンダディーラーまで自宅から35㎞(地方の田舎だけどさ)。
忘れもしない、東日本大震災当日の午後。
家族みんなでTVに釘付けのところ、電話が鳴って
「点検整備できてますんで、いつでも取りにいらして下さ~い🎵」
っていう能天気な声を今でも鮮明に覚えている。
お陰で楽しくカブ主してます。