5月31日16時にスタートしたENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE第3戦『NAPAC富士24時間レース』の決勝レースは夜間走行に入った。6時間経過時点ではST-Xクラスの33号車Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3(リー・ジェフリー/太田格之進/チェン・ディーン/トム・カレンダー/元嶋成弥)が総合トップを走行している。
悪天候の影響でスタートが1時間遅れたものの、今年もレースの幕が上がった富士24時間。2時間経過時点ではウエットから乾いていくダンプ路面でジェームス・プルが速さをみせた101号車Hitotsuyama Audi R8 LMSが総合トップを走行していた。
【途中経過】2025スーパー耐久第3戦富士24時間/決勝6時間後
レースはその後の18時30分から夜間走行時間に突入。このナイトセッションではヘッド&リヤライトとゼッケンの点灯と、ST-5クラスに限り緑色LEDテープの点灯が義務付けられている。また、過去の公式テストや富士24時間で夜間走行を経験したドライバーなどが走行できるなどの制限がある。
今年の富士24時間は大きなアクシデントなど起こらずレースが進んでいた。夜間走行でも各クラスの車両たちは順調に周回を重ね、総合トップ争いは2回目のピットストップ後に再逆転した33号車Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3が首位。81号車DAISHIN GT-R GT3が2番手、Hitotsuyama Audi R8が3番手となっていた。
ピットタイミングで一時後退したHitotsuyama Audi R8だったが、小川颯太がドライブする夜間走行中に好ペースを披露。DAISHIN GT-Rをオーバーテイクして2番手に浮上することに成功すると、トップをいくCraft-Bamboo Mercedesを追う。
20時からは富士24時間恒例の花火が打ち上げられ、音楽と同時に例年を上回る数の打ち上げ花火がサーキットを彩った。しかしその直後、ST-5Rクラスの一時車両ストップをきっかけに今回最初のフルコースイエロー(FCY)が導入されると、花火の直後にTGRコーナーからグリーンファイト100Rにかけてコース上の視界が急激に悪化し、FCYはセーフティカー(SC)に切り替えられた。どうやらこのSCは『視界不良によるSC導入』とチームに対して伝えられているようで、直前の打ち上げ花火の煙が影響したことは間違いないだろう。
そして、このSC導入を活かして多くのマシンがピットストップを実施。総合トップを走行するCraft-Bamboo Mercedesはこのピットタイミングがハマり、2番手Hitotsuyama Audi R8とのギャップをおよそ1周まで広げることに成功した。
SCは20時45分に退去し、レースは残り18時間14分で再開。しかし1時間後の21時45分、セクター1から霧が出始めてしまったため2度目のSCが導入された。このSC中もピットストップを行う車両が多くみられ、10分間のメンテナンスタイムを消化するチームもいた。
その後スタートから6時間が経過した22時過ぎ、霧の状況が改善されSCは退去。残り16時間44分でレースが再開されたが、22時25分にふたたび霧が濃くなり3度目のSCが導入されてしまった。2025年のスーパー耐久富士24時間は現在もSC先導走行が続いている。10時間経過時点の各クラスのトップ車両は以下のとおり。
ST-X:Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3ST-Z:NANIWA DENSO TEAM IMPUL ZST-TCR:WAIMARAMA Elantra N TCRST-Q:GR Yaris DAT Racing ConceptST-1:D'station Porsche 992ST-2:SPOON リジカラ CIVICST-3:エアバスター WINMAX RC350 TWSST-4:シェイドレーシング GR86ST-5F:THE BRIDE FITST-5R:KOSHIDO RACING ロードスター
[オートスポーツweb 2025年05月31日]
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