3月4日、2025年のF1開幕を前に、ホンダ、ホンダ・レーシング(HRC)、ホンダモビリティランド(鈴鹿サーキット)の3社合同取材会が行われた。このなかで、所有するレーシングマシンの部品などを販売する『メモラビリア事業』を検討していることが明らかにされた。
ホンダモビリティランドが運営する鈴鹿サーキット、モビリティリゾートもてぎ、ふたつのサーキットを日本国内に所有するホンダ。両サーキットにはHonda RACING Galleryとホンダコレクションホールという歴史的なレーシングマシンを展示する施設も設置されている。
両施設では車両の展示はもちろんだが、マシンを走行可能な状態で維持する“動態保存”が行われている。ホンダでは、その動態保存のために、過去のF1マシンの複数のスペアエンジンや部品を所蔵しており、このエンジンや部品のうち、動態保存に影響のないものを販売する『メモラビリア事業』が検討されているという。
詳細は4月初旬の2025年F1日本GPにあわせての発表が予定されているとのことだが、取材会では一例として、1990年にアイルトン・セナがドライブしたマクラーレン・ホンダMP4/5Bに搭載された自然吸気V型10気筒『RA100E』エンジンに“実際にセナが使用した”というHRCの証明書を付けて販売する予定であることが渡辺康治HRC社長から紹介された。
渡辺社長はメモラビリア事業を紹介するとともに、壇上でセナのMP4/5Bに搭載された『RA100E』エンジンのピストンとコンロッドを手に持つかたちで披露。事業の詳細については4月初旬のF1日本GP開催週に正式発表が行われるとのことだ。
「世界にはF1を心から愛する、熱心なファンの方が多くいらっしゃいます。そういった方々に、ホンダが続けてきたF1への挑戦、そして歴史の一部を、お手元に所有していただける、価値のある事業にしていきたい」と渡辺社長。
そして価格については、二輪・四輪のホンダモータースポーツの歴史そのものを販売するということで「恐らく、ものすごく高いものから、できればファンの皆さんにお届けできるもの」が考えられているという。ただ、まだ検討中の部分が多いとのことなので、詳細については公式発表を待ちたいところだろう。
[オートスポーツweb 2025年03月04日]
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みんなのコメント
ホンダの名車が復活出来る様に部品の再販をお願いします。
なんなら、今度新しくなる青山本社に常備展示したりとか
お金持ちのコレクターの手に渡るより良いかと
今更エンジン1つ資産の税金ケチる程の会社でもあるまいし