スズキは新開発の油冷エンジンを搭載した250ccロードスポーツバイク、新型「ジクサーSF250」を4月24日より、そのネイキッド版である「ジクサー250」を6月17日より発売すると発表しました。
ジクサーはインドの現地法人であるスズキ・モーターサイクル・インディア社が製造を行っているモデルで、2017年より国内への輸入販売が始まったアジアの人気モデル。今回はその新型となります。
トピックは新開発された249cc単気筒SOHC 4バルブの油冷エンジンで、2008年に生産終了となったGSX1400以来の油冷エンジンとなります。気筒数は以前のマルチシリンダーではなく単気筒で、「SOCS(Suzuki Oil Cooling System)」と名付けられた新しい冷却方法を採用。従来の燃焼室の上からエンジンオイルを噴射する方式から、燃焼室の外周に設けた通路にエンジンオイルを流して冷却する方式となりました。
最高出力は19kW/9000rpm、最大トルクは22Nm/7300rpmで、優れた燃費性能を発揮する新エンジンは、往年のファンとしてはシリンダー側面に細かいピッチの冷却フィンがあってほしいところですが、いわゆる一般的な水冷エンジンのようなあっさりした見た目となっています。油冷エンジンの冷却の要とも言えるオイルクーラーはサイズを最適化。渋滞時など無風状態でも安心の電動冷却ファンを装備しています。
エンジン以外でも新設計のLEDヘッドライトとリアコンビネーションランプ、フルデジタル表示の液晶多機能メーターや、ワンプッシュでエンジン始動が可能なスズキイージースタートシステム、前後輪ディスクブレーキはABSを標準装備するなど装備を充実。
復活した伝統の油冷エンジン搭載という話題と、スタイル、装備的にもぐっと商品力を増したスズキ ジクサー。気になる価格はフルカウルのジクサーSF250が48万1800円、ネイキッドのジクサー250は44万8800円(共に税込み)となっています。
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