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たった2か月で激進化!! 市販版の骨格決定? FRコペンがエンジン搭載位置もホイールベースも変えて東京オートサロン2026に再出品!!!

掲載 更新 3
たった2か月で激進化!! 市販版の骨格決定? FRコペンがエンジン搭載位置もホイールベースも変えて東京オートサロン2026に再出品!!!

 東京オートサロン2026のダイハツブースに鎮座する「K-OPEN(コペン)ランニングプロト(通称FRコペン)」。ジャパンモビリティショー2025にも展示されてたよなと思ったら大間違いだった。なんとエンジン搭載位置から搭載角度、ホイールベースまで変更され、衝撃的な進化を遂げていたのだ。これで軽FRコペンの基本骨格は完成か!?

文と写真:ベストカーWeb編集部

【画像ギャラリー】開発陣の執念がこもったFRコペンを見て!(8枚)

エンジンはさらに低く、奥へ!

 早速、コペンの東京オートサロン2026バージョンの詳細をチェックしてみよう。エンジンルームを覗いて驚くのは、エンジンが低く、奥のほうに搭載されていてスッカスカだということ。エンジンはステアリングギアボックスよりも完全にバルクヘッド側(車体中心寄り)へ押し込まれ、完璧なフロントミッドシップを実現している。

 それだけじゃない。エンジンの搭載角度も違うのだ。FRコペンは重心を下げるために3気筒ターボエンジンを67度まで傾けて搭載していたのだが、ジャパンモビリティショー2025の会場で「プラグ交換がしにくいのでは」「タービンを社外品に交換しにくい」といった声が寄せられたのだそうだ。

 そこでダイハツは、エンジンを40度まで「起こす」ことにした。とはいえただ起こしただけでは重心が高くなってしまう。そこでどうしたか。それまでエンジン下部にあった触媒を、エンジンが起きたことによってできた横の空間にずらし、搭載位置を下げたのだという。恐るべきこだわり!

エンジンの搭載位置がプロポーション全体にも影響

 低いエンジン搭載位置は、FRコペン全体のパッケージングにも大きな意味を持つ。エンジンが低ければボンネットが低くでき、ダッシュボードも低くできる。さらにAピラーも寝かせられるのだが、オープントップを持つコペンでAピラーを寝かせられると、屋根のてっぺん部分、つまり格納式トップのサイズが小さくできるのだ。

 それがどんな意味を持つか。実は今回のFRコペンはリアサスペンションを一新している。従来のリジッドアクスルが独立懸架のストラットへと変更されており、リアのラゲッジスペースにはストラットタワーが出っ張っているのだ。もうお分かりだと思うが、格納式トップが小型できれば、このストラットタワーがあっても、ルーフを畳んで格納できるのである。

 現行コペンのボディを使う今回のランニングプロトは、後輪のホイールハウスを覗くと、リアタイヤが前よりについているのが分かる。ホイールハウス後方にすき間があるのだ。

 とはいえ車両全体でみると前タイヤがそれ以上に前進しており、ホイールベースは55m拡大。全長としては軽規格を130mmオーバーしているというが、その後輪ホイールハウスのすき間を削ることで短縮は可能だという。

開発陣の渾身のこだわり、フットレストに注目!

 FRコペンのドアを開けて運転席を覗いてみた。開発陣が苦心したというのが足元のペダル回り。なんと立派なフットレストが備わっているのだ。

 ただでさえスペースが限られる軽自動車にフットレストを設けるには、足元にできるトランスミッションのでっぱりを極限まで小さくする必要があるが、FRコペンは見事にそれをクリアしていた。実際に運転席にも座ってみたのだが、ペダル配置には一切違和感がなかった。

 トランスミッションの話はまだある。ダイハツはMTに加えてCVTも搭載したいようなのだが、CVTのミッション容積はMTよりわずかに大きい。そこでどうしたかというと、キャビン全体のフロア高さをわずかに上げ、ミッションの出っ張りを下方に押し込むことで対応したのだという。

 フロア高アップは他の効果も生んでいる。低いシートに高めのフロア高を組み合わせると、足を前に投げ出す運転姿勢となり、視線がより遠くを見るようになる。FRコペンは理想的な視界確保も期待できるスポーツカーといえそうだ。

溶接の増し打ち位置はラリー版コペンとまったく同じ!

 コペンはDaihatsu GAZOO Racingの手で全日本ラリーやWRCラリージャパンなどにも参戦しているが、このラリーで得た知見がFRコペンに活かされていることはいうまでもない。FRコペンランニングプロトに施された溶接の増し打ちは、ラリーを走る「ダイハツ コペンGRスポーツ」とまったく同じ位置に追加されているという。

 なお2023年のジャパンモビリティショーに登場したビジョンコペンの意義だが、これは今回のストラット式リアサスのアームを作るための試みだったとのこと。イチからサスペンションアームを起こす機会はなかなかないため、これはこれで大きな成果となったようだ。

 ジャパンモビリティショー2025からわずか2カ月の間に、衝撃的な進化を遂げたFRコペン。一時は東京オートサロン出展は諦めようという声もあったそうだが、クルマ好きの集まる貴重な機会だけに、関連部署や試作メーカーの協力を得て、展示にこぎつけたそうだ。

 軽自動車FRオープンスポーツとして期待される次期コペン。その完成がまた一歩、近づいたといえそうだ。

文:ベストカーWeb ベストカーWeb
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みんなのコメント

3件
  • tv********
    結局市販するかどうかはどんなに車の出来が良くてもそこじゃなく、採算に合うかどうか儲かるかどうかという上の判断によるからなあ。開発してる人達は一生懸命市販化に向けて頑張ってるし、ユーザーも欲しい買いたいと思ってる人達は市販化してくれって願ってるんだけど、どうなるかな?世界中で法規的な事を含めて売る事が出来るなら希望は在ると思う(思いたい)。
  • まひろ
    進化?深化?イヤイヤ仕様が定まらない ッてコトでは?コレで競技に参加して治験を重ねて 市販仕様に反映されれば良いのだけども?どーなるのかな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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