スバルのバッテリーEVが、ついに“スバルの聖地”群馬で作られ始めた! 群馬県太田市の矢島工場でラインオフしたのは、新型EV「トレイルシーカー」。ソルテラのロングボディ版ともいえる注目モデルで、スバルとトヨタの協業EV第2弾だ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:スバル、トヨタ
【画像ギャラリー】トレイルシーカーのスペック表はここを見て!(8枚)
スバルEVが群馬で生まれるという歴史的転換点
スバルの本拠地といえば群馬県太田市。その矢島工場で、ついにスバル製のバッテリーEVが量産ラインから走り出した。これはスバル史において、かなり大きな転換点である。
これまでスバルのEVといえば、トヨタと共同開発したソルテラが知られているが、生産はトヨタの元町工場だった。つまり「スバルのEV」でありながら、群馬産ではなかったわけ。そこに今回、矢島工場でのBEV生産が加わった意義は大きい。
新型トレイルシーカーは、ICE車と同一ラインで生産される。長年混流生産を突き詰めてきたスバルらしい柔軟なモノづくりの延長線上にあり、BEV専用工場ではなく、既存の生産力を進化させて電動化に対応する姿勢がはっきり見える。
しかもこのトレイルシーカーは、スバルのグローバルBEVラインアップ第2弾。2005年から続くトヨタとのアライアンスが、電動化という最重要分野でさらに一段階深まった象徴的なモデルでもある。
bZ4Xツーリングと兄弟関係 群馬産EVへの期待
トレイルシーカーは、ソルテラのロングボディ版ともいえる存在だが、その正体はトヨタが発売を予告しているbZ4Xツーリングの兄弟車でもある。bZ4Xツーリングの北米名はbZウッドランドで、よりアウトドア志向を強めたSUVスタイルが特徴だ。
プラットフォームはbZ4Xやソルテラと共通のe-TNGA。その生産設備が矢島工場に持ち込まれること自体がニュースであり、一説によれば兄弟車であるbZ4Xツーリングも太田で生産されるという。もし実現すれば、86/BRZに続き、スバル工場でトヨタ車とスバル車が並んで生まれる光景が見られるはずだ。
bZ4Xは改良を受けて商品力を高め、受注も好調とされている。その兄弟車であり、しかも群馬産となれば、トレイルシーカーへの期待が高まらないわけがない。
群馬で作るスバルのEV。その事実だけで胸が熱くなるが、中身もまた本気だ。発売は秒読み段階とされるトレイルシーカー。スバルの次なる一手として、そして群馬発EVとして、注目せずにはいられない存在である!
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