富士スピードウェイで行なわれたスーパーフォーミュラのインシーズンテストに、トヨタの育成ドライバーである小林利徠斗はKids com Team KCMGから参加。彼にとってはスーパーフォーミュラに乗るキャリア3度目のチャンスだったが、しっかり速さを見せて爪痕を残した。
2023年のFIA F4チャンピオンである小林は、昨年末のルーキーテストでスーパーフォーミュラを初ドライブした。そして今季のもてぎ大会ではオリバー・ラスムッセンの代役として急遽本戦デビューが決まり、下位集団での戦いではあったが鮮やかなオーバーテイクを連発したことでも話題となった。
■見せ場満載のデビュー戦終えた小林利徠斗、“リクト節”も炸裂。切れ味鋭いオーバーテイクショーは「マッチポンプだから恥ずかしい」
そして今回のテストで小林は関口雄飛と7号車のシートをシェア。初日午前のセッション1と2日目午後のセッション4を走った。そしてセッション1では7番手、セッション4では5番手といずれもトップ10に食い込んでみせた。
特にインパクトを残したのがセッション4。ラストアタックで、セクター2の全体ベストタイムを刻んだからだ。ただセクター3ではもう一歩のタイムに終わり、トップを脅かすことはできなかった。
セクター3での伸び悩みについて、小林は「あれはもうタイヤが終わっていたんです」と説明。そもそもタイヤのウォームアップがうまくいかなかったことで、2周連続でアタックすることになったのだと話した。
「タイヤを温め切ることができませんでした。それでアタック1周目でタイムが出せず、2周連続でいったのですが、セクター3で案の定タイヤが終わってしまいました。それでもあのタイムが出ていたので(注:アタック2回目はセクター3でコンマ2秒近くロスするも、自己ベストを更新)、1周としてまとめることができれば、まあまあ速いタイムが出ていたんじゃないかと思います」
半年前の初テストでは、目の前のことをひとつひとつ噛み砕きながら、慎重に走っていた印象が強かった小林。今はスーパーフォーミュラを走らせることに対する自信も深められているようだ。
「(ラストアタックでも)そこまで大きなミスをせずに走れましたし、あとは本当にタイヤの温めという部分だけでした。それ以外はうまくいったので自信になりました。レースに出るわけではありませんが、良いテストになりました」
「自分の中である程度安定してスーパーフォーミュラを走らせられるようになりました。スーパーフォーミュラというクルマに対して少しだけ余裕が出てきたのはよかったです。とはいえ、最後の新品タイヤでのペースを考えると、クルマは本当に調子が良かったんだなと思います」
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