この記事をまとめると
■アウディTT最後の限定車が登場する
アウディのコンパクトクーペ! 「TT」と「TTS」の違いや歴代モデルを徹底解説
■「TT Coupe final edition」と名付けられており専用装備が充実している
■限定200台でそのうち50台はオンラインでの抽選販売となる
最後の限定車が台数合計200台で受注スタート
数多くの名車を抱えるドイツ御三家のうちの1社であるアウディ「TT」。特徴的なスタイリングは見たものの脳裏に色濃く残るのはもちろん、そのキャラクターの立ち位置から、同社のなかでも特別な1台として扱われている。なお、初代モデルは1998年に登場しており、現行型で3代目だ。
そんなTTだが、2020年にオープンモデルのロードスターの終了が発表されており、後を追うようにクーペモデルも終了するとアナウンスがされていた。
今回はそんなクーペモデルの最後を飾る限定車「TT Coupe final edition」を紹介しよう。
このモデルのベースとなるのは「TT Coupe 45 TFSI quattro」で、スポーツモデルにふさわしい軽量かつ高剛性なアルミニウムとスチールの複合構造ASF(アウディスペースフレーム)からなるボディを持つのが特徴だ。最高出力は245馬力で、最大トルク370Nmを発揮する2リッター直噴ガソリンターボエンジンを搭載している。ミッションは7速Sトロニックトランスミッションとなっており、車名にもある伝家の宝刀「quattro(四輪駆動システム)」も搭載される。
エクステリアは、精悍なブラックでディテールを統一しており、ラグジュアリーかつスポーティという絶妙な組み合わせによる仕立てだ。そのほかに、S lineパッケージ、ブラックAudi rings &ブラックハイグロススタイリングパッケージ、RSデザインのリヤスポイラーやAudi Sport製20インチアルミホイール10Yスポークデザインブラックポリッシュト、カラードブレーキキャリパー(レッド)やブラックテールパイプ、Audi Ringsデコラティブフィルムを装備しているのが特徴だ。
「これでもか!」というほどのオプションが満載
インテリアにはビビッドなアクセントカラーを施しているほか、RSデザインパッケージも導入。ダイヤモンドパターンのアルカンターラとレザーを組み合わせたSスポーツシートにボディカラーに合わせてレッドまたはブルーのカラーステッチとシートサイドパネルを設定している。センターマーカー付きRSステアリングホイールやアルカンターラ素材のシフトノブなど、スポーティな要素をふんだんに取り入れている。また、刺激的な演出が魅力的なセンターレブカウンター表示のスポーツモードを有するバーチャルコックピットプラスも採用されている。
これほどまでに充実した装備を持ちながらも、さらにコンフォートパッケージ(フロントシートヒーター、センターアームレスト、アウディサイドアシスト、アウディパーキングシステム[フロント/リヤ]、リヤビューカメラ、アウディホールドアシスト、エクステンデッドアルミニウムルックインテリア)やマトリクスLEDヘッドライト、クルーズコントロール、プライバシーガラスなど、人気オプションアイテム、パッケージまでも標準装備という、まさにファイナルモデルに相応しい贅を尽くした1台となっている。
ボディカラーは、グレイシアホワイトメタリック、クロノスグレーメタリック、タンゴレッドメタリック、ターボブルーの4色を設定。限定台数合計200台で販売されるとのことだ。
なお、先述のカラーのうち、タンゴレッド25台とターボブルー25台の計50台をオンラインで予約販売とするほか、オンラインでの成約記念特典として、限定50足の「Audi × Onitsuka Tiger コラボレーションスニーカー」をプレゼントするスペシャルな企画も用意される。オンライン限定カラーの要素を多く取り入れたスペシャルな1足だ。
オンライン販売期間は2023年5月30日から6月11日までとなっており、抽選とのことなので、慌てて申し込む必要はないが、迷っているなら応募するのが吉だ。
価格は793万円となる。
ファイナルモデルかつ限定車、さらには専用装備やオプション装備が満載というお買い得感の高いモデルとなっているので、TTファンはもちろん、「ラグジュアリーかつスポーツティなクルマが欲しい!」という欲張りな人にもぜひオススメしたい1台だ。
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みんなのコメント
もちろん自分の様な庶民には買えませんが。
でもBBAと呼ばれる御三家メーカーではAudiが一番
好きなんだよね。
リコール隠しとか酷いところもあるけど、Audiは
まだ良心的だと思う。
みんなEVに向かうが、正解ではないよ