新たにハイブリッドに一本化されて復活
スズキは4月21日、コンパクトSUV「エスクード」にハイブリッドパワートレーンを搭載して発売した。昨年ガソリンモデルの販売をいったん終了、今回はハイブリッドモデルのシングルグレードとして復活を果たし、価格は297万円(消費税込み)、目標販売台数は1,200台/年となっている。
現行の4代目エスクードはFFベースの軽量なクロスカントリーモデルとして2015年に登場。海外市場では「VITARA(ビターラ)」の名で販売され、欧州などで鍛えた足回りを特徴とする。製造はハンガリーのスズキの子会社が担当し、日本に輸入販売される逆輸入モデルだ。
>>300万円以下でも豪華! ミドルクラスSUV探しはCX-5やヴェゼルに加えRAV4も射程圏内
今回、スズキはエスクードのパワートレーンを1.5L DOHCガソリンエンジン(101PS/132Nm)にモーター(33.4PS/60Nm)を組み合わせたハイブリッドに一本化。「スイフト」のハイブリッド仕様に比べ、システム電圧、リチウムイオンバッテリーの容量、モーターの最大出力、トルクを変更し、EV走行性能が拡大したほか、燃費は19.6km/L(WLTCモード)を達成している。 トランスミッションは、国内初採用となる6速AGS(ロボタイズドMT)で、駆動方式はAWDとなる。
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また、減速時にモーターで発電する回生ブレーキとフットブレーキを一緒に制御する回生協調ブレーキや、後退時のEV走行機能をスズキとして初採用。 道路標識認識機能やLEDハイビームヘッドライトなど機能装備も充実されたほか、ヘッドライト、アルミホイールのデザインも変更されている。走行モードには、標準モードに加え、EV走行の頻度を高めたエコモードが設定される。
ヤリスクロスやヴェゼルに対する後発ならではのアドバンテージ
全長4175mm×全幅1775mm×全高1610mmというボディサイズから、想定されるライバルは「トヨタ ヤリスクロス」や「ホンダ ヴェゼル」となるが、ヤリスクロスはエスクードより室内寸法が小さい。
一方、ヴェゼルは300万円以下だとハイブリッド+AWDはエントリーグレードの「e:HEV X」(287.87万円)となるが、後発のエスクードには本革巻きステアリングホイールが備わるほか、スピーカー数が多い(4個→6個)、ホイールが1インチ大きくなる(16→17インチ)などがアドバンテージとなりそうだ。
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ということで、300万円以下で装備の充実したハイブリッド+AWDが買えるのはなかなか絶妙な価格設定と言えるエスクード。コンパクトSUV界の強力な伏兵となりそうだ。
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みんなのコメント
先代までの面影は微塵もないし、少し背の高いハッチバックとしてみればなかなか良い走り。
所々内装は安っぽいけど、お得な買い物したと思う。