F1第3戦オーストラリアGPでフェラーリにとって2022年以来となる1-2フィニッシュを達成したことにより、チーム代表のフレデリック・バスールはチーム運営に導入した変化が効果を上げていることを確信した。
以前のマネジメント下では、フェラーリは4、5レースごとに大規模なアップグレードパッケージを導入していた。だがバスールは昨年から、フェラーリの技術部門に継続的な開発を行い、次のレースに間に合わせることが可能な部品を製造するよう促してきた。
フェラーリF1は予選もレースペースも改善「マシンはドライブも予測もしやすくなった」と代表。開発面にも影響
今シーズンが始まってからもそれは同様であり、メルボルンでは2台のSF-24のエンジンカバー後端中央のエキゾーストに取り付けられた、革新的なウィングレットを見ることができた。コンパートメント内から流れてくる熱風の流れを再付着させ、方向転換させるものだ。得られる成果はごくわずかだが、フェラーリがマシンのその部分に空力パーツを取り付けた最初のチームであることは注目に値する。
フェラーリは、このソリューションによって空力効率が少し向上したことで、土曜日と日曜日に低いダウンフォースパッケージで走行できると考えている。金曜日に見られた、低速のコーナーでクルマのリヤを安定させるための大きなビームウイングは、もはや必要ないからだ。ドラッグレベルを下げることで、SF-24はストレートでレッドブルのRB20に対抗することができ、コーナーではライバルと同じくらい優れたパフォーマンスを発揮した。
第4戦日本GPの舞台となる鈴鹿でも低いダウンフォースレベルが求められるため、フェラーリは日本GPでもこのソリューションを維持する可能性が高いが、バスールは現在、日本へのフライトに間に合うように準備を整えるため、さらなるアップグレードを推進している。フェラーリでは5月の第1週目に開催される第6戦マイアミGPを目標に、まったく新しいフロアの開発と製造が行われているが、一部の部品の設計方法に新たな変更が導入されたため、チームはアップグレードの一部を鈴鹿で組み込むことが可能になった。
従来、フロアはひとつの単体パーツとして作られていたが、フェラーリは小さな変更を加えて、すぐにマシンに取り付ける方法を考案した。現在のフロアは、フロント、ふたつのサイドポッドの下面、セントラルエレメント、ディフューザーという5つの異なるパーツを組み合わせたものとなり、個別に交換ができる。そのため、アップグレード版のフロアの一部については、少なくとも3つの新しいパーツを日本GPに間に合わせるように作業を急いでいる。シャルル・ルクレールとカルロス・サインツがそれらをマシンに搭載し、チームがスペアをひとつ用意できるようにするためだ。鈴鹿ではダメージが甚大になり得るし、フロアが大きく損傷することがあることは誰もが知っている。特にドライバーがふたつのデグナーカーブでわずかにワイドになった場合はそうだ。
すべてが鈴鹿に到着しているべきタイミングでそれらの部品の製造が終わらない場合は、より多くのフロアパーツが第5戦中国GPに向けて準備されるようになるのは明白だ。バスールの方針は正しいということが証明されてきており、レースごとに小さな新しい部品をSF-24に追加することになる。
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変更点が多いと言う事は、コースへの適応力が増し タイヤのウィンドウも広い事になる