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利便性に優れたリアスライドドアを採用する軽ハイトワゴンの新型SUBARUステラが発売

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利便性に優れたリアスライドドアを採用する軽ハイトワゴンの新型SUBARUステラが発売

 SUBARUは2025年6月12日、第4世代となる軽ハイトワゴンの新型ステラを発表した。

車種展開は以下の通り。

リアにスライドドアを採用した第7世代の新型ダイハツ・ムーヴが待望の市場デビュー

L:2WD135万8500円/4WD148万円5000円

G:2WD152万3500円/4WD165万円

Z:2WD180万4000円/4WD193万円500円

ZS:2WD193万500円/4WD205万円7000円

 ダイハツからOEM供給を受ける、新型ムーヴをベースとした新型ステラは、リアスライドドアの導入による利便性の向上や、上質でクリーンな内外装デザインの採用、機能装備の拡充、安全運転支援システムのバージョンアップなどを実施して、軽ハイトワゴンとしての訴求力をいっそう高めたうえで、車両価格を135万8500円~とリーズナブルに設定したことが特徴である。

 まずエクステリアでは、六連星エンブレムを配したフロントグリルからヘッドランプまで連続性をもたせたワイドで切れ長な凛々しいフロントマスクと、スマートな縦型リアコンビネーションランプを採用したスタイリッシュなリアビューによって、心地よい暮らしの期待を高めるクリーンなスタイルを創出。また、サイドビューは水平に軸を通した分厚いボディで仕立てて、安心感のあるルックスを実現する。ボディカラーは新色のグレースブラウンクリスタルマイカや2トーンカラーを含む、全12色をラインアップした。

 狭い場所でのドアの開閉や乗員の乗り降り、荷物の積み下ろしもしやすい、リアスライドドアを全グレードに採用したことも、新型ステラのトピックだ。また、ZS/Z/Gグレードにはパワースライドドア(ZSとZに左右を標準装備。Gは左のみ標準、右はメーカーオプション)を配し、機能としてパワースライドドアが閉まりきる前にフロントドアハンドルのタッチ式リクエストスイッチに触れることでドアロックを事前に予約することができるタッチ&ゴーロック機能、降車の際にインパネに設置したスイッチを押すことでクルマに戻った時のパワースライドドアの自動オープンを予約することができるウェルカムオープン機能、半ドアから自動で全閉するイージークローザー機能を組み込んだ。スライドドアを採用しながらもスタイリッシュなハイトワゴンサイズとし、合わせて室内長を拡大して前後席の距離を広げることで居住性を高め、さらに荷室の開口部の高さと幅にゆとりをもたせて従来型より荷物の積み下ろしをしやすいパッケージングとしたことも、新型のアピールポイントである。

 インテリアに関しては、上質感と居心地の良い室内空間を表現する目的で、シートをインパネやドアトリムとともにカラーコーディネートし、調和のとれたキャビン空間に仕立てる。また、ディスプレイを低い位置にレイアウトすることで、インパネ上面をすっきりとさせ、見晴らしの良い視界を確保。さらに、スマートフォンで利用しているナビや音楽アプリなどを使うことができるスマートフォン連携9インチディスプレイオーディオと、スマートフォンを置くだけで充電ができるワイヤレス充電機能(Qi)をメーカーオプションで設定して利便性を高める。運転席と助手席を中心に手の届く範囲に使い勝手のよい収納アイテムを配置した点も、室内の訴求点だ。

 シートについては、上品で落ち着いた色合いや素材によって、快適に移動できる居心地の良さを演出。また、ドアアームレストにシートと同様の色・素材を使用することで、インテリア全体の統一感を出すだけでなく腕への負担を軽減する。シート表皮はZおよびZSグレードにシルバーステッチ付きネイビーのフルファブリックシートを、GおよびLグレードにグレージュのフルファブリックシートを採用した。リアシート左右分割ロングスライドを装備して、豊富なシートアレンジはもちろん、荷物の大きさや形状に応じて荷室スペースのアレンジを可能としたことも新型ステラのセールスポイントである。

 バージョンアップした機能装備も見逃せない。シフト操作に連動したパーキングブレーキの作動やアクセル操作による解除で日常の運転時から渋滞時までドライバーの疲労軽減に寄与する電動パーキングブレーキ+オートブレーキホールド機能や、すべての乗員が快適に過ごせるよう配慮した運転席・助手席シートヒーターおよび360°スーパーUV&IRカットガラスなどを設定している。

 パフォーマンスの面では、軽量高剛性の新プラットフォームをベースに、よりきびきびとした走りや快適な乗り心地、そして燃費性能に磨きをかけたことが特徴である。

 パワートレインはZSグレードにKF型658cc直列3気筒DOHC12Vインタークーラーターボエンジン(最高出力64ps/6400rpm、最大トルク10.2kg・m/3600rpm)+CVTを、Z/G/Lグレードに自然吸気のKF型658cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(最高出力52ps/6900rpm、最大トルク6.1kg・m/3600rpm)+CVTを搭載。燃費性能に関しては、WLTCモードでZSグレードの2WDが21.5km/リットル、ZSグレードの4WDが19.9km/リットル、Z/G/Lグレードの2WDが22.6km/リットル、Z/G/Lグレードの4WDが20.6km/リットルを成し遂げている。

 シャシーについては前マクファーソンストラット式、後2WD:トーションビーム式/4WD:3リンク式のサスペンションを踏襲したうえで、コイルスプリングとショックアブソーバーを新型の特性に合わせて最適化。動き出しから振動感が少ないすっきりした乗り心地や、きびきびと思い通りに曲がれるコーナリング性能により、走る楽しさをいっそうレベルアップさせる。フロントピラーの傾斜やヒップポイント位置の最適化、フィット感がよくホールド性の高いシートなどによって、運転しやすく疲れにくいドライビングポジションを具現化したことも新型のトピックである。

 先進安全運転支援システムの進化も、新型ステラの訴求点だ。予防安全機能の「スマートアシスト」は、最新のステレオカメラの搭載により、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能を夜間歩行者検知と追従二輪車検知に対応させるとともに検知距離、対応速度の向上を実現。また、ブレーキ制御付誤発進抑制機能を組み込んで、万が一の踏み間違い時に急発進を抑制する。さらに、アダプティブクルーズコントロール(ACC)を設定して、長距離運転や高速走行時の運転負荷軽減を果たした。駐車場や狭い道での運転をサポートするパノラミックビューモニターやスマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)もZS/Z/Gグレードにオプションで用意している。

文:カー・アンド・ドライバー 大貫直次郎
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