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約1500万円! 新「“ちいさな”高級車」がスゴイ! レトロデザイン&お洒落な「豪華内装」がステキ! “馬力2倍アップ”で走りもアツい! 手作りの「ウッド&ピケット・ミニ by カラム」英国モデルって?

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約1500万円! 新「“ちいさな”高級車」がスゴイ! レトロデザイン&お洒落な「豪華内装」がステキ! “馬力2倍アップ”で走りもアツい! 手作りの「ウッド&ピケット・ミニ by カラム」英国モデルって?

■名車を現代風デザイン&パワーアップ

「ジャパンモビリティショー2025」でBMW MINIは、ポール・スミスとのコラボモデル「ポール・スミス エディション」を世界初公開しました。

【画像】超カッコいい! これが約1500万円の「ちいさな高級車」です!

 伝統的なミニのスタイルを尊重しながらも、ポール・スミスの細部まで遊び心あふれるデザインを融合させたその一台は、クラシックとモダンの幸福な出会いを象徴する存在として話題をさらいました。

 そして、こうしたミニの新しい潮流を背景に、イギリスではまたひとつ、クラシックミニを現代の感性で蘇らせた意欲的なプロジェクトが生まれています。

 それが「ウッド&ピケット・ミニ by カラム(Wood and Pickett Mini by CALLUM)」です。

 今、世界の自動車界では「レストモッド」と呼ばれるジャンルが大きな人気を博しています。

 往年の名車のデザインや雰囲気をそのままに、現代のテクノロジーや安全性、快適性を融合させて再構築するアプローチです。

 古き良きものをそのまま残すのではなく、時代に合わせて磨き直す──そんな価値観が、クラシックカー愛好家の間で新たな文化として根付いています。

 この潮流の流れの1つとして英国の名デザイナー、イアン・カラム氏が率いるデザイン会社「カラム(CALLUM)」です。

 かつてアストンマーティンやジャガーのデザインディレクターを担当していたことで知られる同氏は、洗練されたクラシックスタイルに現代的なエッセンスを注ぎ込むことを得意としており、その手腕は数々の名車たちにも息づいています。

 そんなカラムが今回タッグを組んだのが、1960年代に名を馳せたコーチビルダー「ウッド&ピケット(Wood and Pickett)」です。

 ウッド&ピケットは、かつてクラシックミニをベースにしたオーダーメイドモデルで名声を築いた職人集団でした。

 ポール・マッカートニー夫妻、エルトン・ジョン、ミック・ジャガーなど、英国ロック界のアイコンたちがこぞってそのミニを愛用したことでも知られています。

 そんな伝説的ブランドが、60年の時を経てカラムと手を組み、現代の技術と感性をまとった新生ミニを生み出したのです。

 ウッド&ピケット・ミニ by カラムは、1959年から2000年まで生産されたBMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)製のクラシックミニをベースにしています。

 長い歴史を誇るミニには、2001年以降BMW傘下で展開されるBMW MINIもありますが、今回のモデルはあくまでオリジナルのDNAを受け継ぐ“真のクラシックミニ”の再解釈といえるでしょう。

 外観は、初代ミニの愛らしいシルエットをそのままに、13インチアルミホイールやLEDライト、オーバーフェンダーなどを追加。

 伝統と現代性を絶妙なバランスで融合させています。ボディラインやディテールは往年の雰囲気を保ちながらも、細部にはカラム独自の美学が光り、まるで60年代のミニが今の時代にふさわしい装いで蘇ったかのようです。

 インテリアに目を移すと、そこには“英国の上質”が息づいています。ブラウンを基調としたキャビンにはウッドパネルのダッシュボードが配され、ドアパネルやシートには上質なレザーが贅沢に使用されています。

 さらに、タッチスクリーン式のディスプレイなど最新のデジタル機能も自然に溶け込み、クラシックの温もりと現代の利便性が見事に共存しています。

 クローム仕上げのシフトレバーや金属ベゼル、カラム特注のシートなど、すべてが新たに設計され、細部にまで妥協のないこだわりが感じられます。

 快適性の面でも、カラムは徹底した改良を加えています。新開発の防音材を使用することで、従来のミニが持つ騒音や振動、突き上げ感を大幅に軽減。長距離でも快適に走行できるようチューニングされており、かつての「楽しいけれど疲れるミニ」から、「楽しくて快適なミニ」へと進化を遂げています。

 パワートレインにも手が加えられています。エンジンは最高出力110馬力を発揮する1.3リッター直列4気筒を搭載し、ベースモデルの約2倍のパワーを実現。

 再設計されたマニュアルトランスミッションや専用ECU、2本出しのエキゾーストシステムなど、走りの楽しさを追求する要素が詰め込まれています。

 小さなボディに宿るその鼓動は、かつてミニが誇った“ドライバーズカー”としての精神を鮮やかに呼び覚まします。

 なお価格は7万5000ポンド(約1516万円)からと発表されており、すべてイギリス国内で職人によるハンドメイド生産が行われます。

 購入者はカラムのデザインチームと直接対話し、自身の好みを反映した唯一無二の一台を仕立てることができます。まさに、工業製品というより“現代の工芸品”と呼ぶにふさわしい存在です。(くるまのニュース編集部)

文:くるまのニュース くるまのニュース編集部
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みんなのコメント

11件
  • nya********
    もう金持ち相手のボッタくりみたいな物、高ければ高い程売れるのでは?
    売る方もおかしいが買う方はもっとおかしい、
  • ky1********
    ミニで高級車を出すぐらいなら、ベビーロールスと言われた
    ヴァンデンプラスプリンセスの方が高級車にふさわしい
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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