LMDh車両で1~2年以内にWECとIMSA参戦を目指しているジェネシスは、ニューヨーク国際自動車ショーで『GMR-001』と呼ばれるマシンの最新レンダリング画像を公開した。
ジェネシス・デザイン・ヨーロッパのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、リュック・ドンカーヴォルケがデザインした燃えるようなオレンジのマシンは、他のハイパーカーと同様、市販車からデザインのヒントを得ていることが分かる。
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デザインスケッチも公開されており、アンダーボディは空力効率を高めるフラットな形状となっており、空気を排出する開口部が統合された独創的なリヤエンドも確認できる。
GMR-001のシャシー開発はジェネシスとオレカのパートナーシッププロジェクトであることに変わりはない。
その他に情報は新たに公開されていないが、我々が知る限りこのマシンのパワートレインは、V8エンジンにLMDhの標準ユニットであるハイブリッドシステムを組み合わせるというのは変わっていないようだ。
このエンジンは、世界ラリー選手権(WRC)のヒョンデi20 Nラリー1に搭載された直列4気筒1.6リッターターボエンジンに使われているモノと同様の技術を使って開発されているという。
LMDhエンジン・プログラムを支えるヒョンデのテクニカルディレクターは12月、Motorsport.comに対し、1.6リッター直4エンジンから3.2リッターV8エンジンへの開発を短期間(開始からサーキット走行まで約16ヵ月)で行なうのは難しいが、直4からV8への調整の方が、V8エンジンをイチから開発するよりも時間的に有利だと語っている。
GMR-001の開発が進むにつれて、予想通りデザインやパワートレインに変更が加えられる可能性がある。他のハイパーカーメーカーも、大なり小なり同様の経験をしている。
マシンの開発を進める間、ジェネシス・マグマ・レーシングはヨーロピアン・ル・マン・シリーズのLMP2クラスにエントリーし、チームの育成プログラムのドライバーであるジェイミー・チャドウィックとマティス・ジョベールとともに、来年のWECデビューに向けた実戦経験の収集に取り組んでいる。
すでに同シリーズの開幕戦であるバルセロナ4時間レースでは、チームのデビュー戦で優勝を飾るなど、成功を収めている。
ジェネシス・マグマ・レーシングは、アンドレ・ロッテラーとピポ・デラーニをドライバーに迎え、2026年のWEC参戦に向けて歩みを進めており、2027年にはIMSAにも1台参戦させる予定となっている。
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みんなのコメント
ヒュンダイらしさってあるんでは?と思ってジェネシス探したらおなじだった