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9年ぶり刷新、時代とともに進化する【フォルクスワーゲン パサート】の歴史といま買いの中古車

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9年ぶり刷新、時代とともに進化する【フォルクスワーゲン パサート】の歴史といま買いの中古車

輸入車 [2025.01.14 UP]


9年ぶり刷新、時代とともに進化する【フォルクスワーゲン パサート】の歴史といま買いの中古車
フォルクスワーゲン パサート|語り継がれる名車の系譜 vol.49|

帰ってきた憧れのヴァリアント【VW パサート】【九島辰也】

文●ユニット・コンパス 写真●フォルクスワーゲン
※中古車参考価格はすべてグーネット2024年12月調べ。
※写真は一部本国仕様の場合があります。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2025年2月号の内容です)

9年ぶりにフルモデルチェンジして登場したフォルクスワーゲンの上級モデル、パサートの成り立ちと歴史を紹介する。


シンプルで上質な暮らしを支えてきたVWの良心

現代社会が求める上質なクルマの模範
 若者が革命に熱狂した1960年代を経て、社会のムードは大きく変わろうとしていた。そして迎えた1973年、フォルクスワーゲンから初代パサートが登場する。それはこれまでの主力であったビートルなどとは一線を画すモダンで端正なデザインを備えていた。翌74年には初代ゴルフが誕生、この2モデルを旗印として、フォルクスワーゲンは新時代を走り出すことになる。
 誕生から50年以上、パサートはフォルクスワーゲンの代表的なモデルとして世界中で愛されてきた。そのコンセプトは、ビジネスでもプライベートでもマッチするシンプルだけれども上質なクルマというもの。メカニズムを共有するアウディの80がオーソドックスな3ボックスだったのに対して、よりパーソナルで若々しい印象を与えるために、テールゲートを備えるファストバックスタイルを採用していた。
 ステーションワゴンのヴァリアントの存在もパサートの人気を後押しした。大きく使いやすい荷室は家族旅行やアウトドア趣味など、豊かなライフスタイルを想起させたのだ。歴代パサートの累計販売台数は3400万台以上、これはビートルの実績を超える驚異的な数字だ。
 2024年11月、パサートは9代目へと進化を遂げた。時代にあわせメカニズムは進化しているが、その本質は初代と変わらず受け継がれた。


フォルクスワーゲン パサートはこんなクルマ
 全長約4.9mと歴代最大クラスのボディに大人4人がくつろげて、さらに荷物を満載できるラゲッジルームをパッケージ。パワートレインの電動化によって燃費性能も改善。

 最大15インチの液晶ディスプレイを備えるインフォテインメントシステム「ディスカバー・プロ・マックス」を採用。

 先代モデルからホイールベースを50mm延長することで広々とした室内とラゲッジルームを確保。後席を倒すと最大で1920Lもの空間が登場する。


[フォルクスワーゲン パサートが名車になった理由]スタンダードの先を行く、洗練された上質感

時代の変化を受けて誕生したスタンダードカー
 初代ゴルフとほぼ同時期に登場した初代パサート。ジョルジェット・ジウジアーロによる端正なスタイリングは今見ても美しい。5ドアでスタートした後、写真のヴァリアントや3ドアも追加、幅広いユーザーをカバーした。


現代的なクルマが備える要素を先読みしていた
 このパサートは1983年に1台だけ製作されたコンセプトモデルで、四輪駆動、ターボ、ナビゲーションシステムなど、現代のクルマに繋がる機能を備えていた。VWとパサートの先進性が理解できる歴史的モデルとなっている。


商用車レベルの広さに乗用車の質感を備えた荷室
 ヴァリアント(ステーションワゴン)を初代からラインアップしてきたことで、荷室の作り込みレベルはかなりのもの。ビジネスシーンで使っても見劣りしない格式とスタイリングと、高い利便性を両立させたストロングポイントだ。


ユーザーニーズの変化を敏感に取り入れたCC
 実直なイメージの強いパサート。だが、パーソナルでエレガントな派生モデルのアイデアはつねに存在した。2008年に登場した「パサートCC」がそれで、流麗なルーフラインが特徴。その血統は現在アルテオンに受け継がれた。


SUV並みの走破性能を誇るオールトラック
 SUV需要の高まりを受けてパサートにも多用途に使える派生モデルが登場した。それが、2012年に追加されたオールトラック。最低地上高を引き上げ、アンダーガードを装着。フルタイム4WDを搭載し高い悪路走破性能を誇る。


その時代最先端のパワートレインを搭載してきた
 ベストセラーでありながら、クラスをリードする先進性を追求してきたパサート。新型では「eHybrid」と呼ばれるプラグインHVを採用。モーターだけで142km(WLTCモード)走行可能で、日常はほぼ電気自動車として活躍する。


新車といま買いの中古車たち

フォルクスワーゲン パサート
 ワゴンボディ専用となって登場した9代目パサート。プラットフォームが進化し快適性は大幅にレベルアップ。ディーゼル、マイルドHVに加えて、プラ グインHVをラインアップする。

新車価格:524万8000円~679万4000円(パサート 全グレード)

パサートの新車情報を見る


フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント(先代)
 9年間と長期にわたり販売された先代モデル。中古車の台数は多くなく、あまりグレードやボディカラーにこだわることは難しい状況。また、走行距離3万km以下の物件は低年式車でも高値傾向。

中古車参考価格帯:140万円~570万円(15年~24年 パサート ヴァリアント全グレード)


フォルクスワーゲン パサート(先代)
 パワートレインは1.4Lターボがメインで、パワフルな走りを求めるなら2Lターボ搭載の「2.0TSI Rライン」がオススメ。中古車物件はヴァリアントよりも少ないため、いい物件は即決したい。

中古車参考価格帯:150万円~390万円(15年~24年 パサート 全グレード)


フォルクスワーゲン パサート オールトラック(先代)
 ヴァリアントが全モデル前輪駆動だったのに対して、オールトラックはフルタイム4WDを標準装備。最低地上高も引き上げSUV的な使い方のできるモデル。中古車は極めて少ないレア車。

中古車参考価格帯:200万円~600万円(18年~24年 パサートオールトラック 全グレード)

文:グーネット
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