8月1日、インディアナポリス・モータースピードウェイで2028年導入の新型マシン『IR-28』の初テストが行われた。ドライバーは1日目はエド・カーペンター・レーシングが参戦しているアレクサンダー・ロッシ、2日目にはチップ・ガナッシ・レーシングからアレックス・パロウが担当した。
ロッシは全長2.439マイル、14コーナーからなるインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで行われた開発セッションにおいて、新型マシンの初期テストを実施。2028年のNTTインディカー・シリーズにデビュー予定のシャシーのテストプロセスに貢献した。
インディカー、2028年導入の新型マシン『IR-28』を発表。高速化・安全性・レース性を同時進化させた次世代シャシー
ロッシは、この初テストを成功へと導いた関係者の準備を称賛した。
「これまでにも新型車の発表に関わったことはあるけど、今回ほどスムーズに進んだ例はなかったと言える」
「それは関係するすべての人々の功績だ。僕たちは皆、この瞬間を長い間待ち望んでいた。ドライバー、ファン、チーム、スポンサー、そして皆さん全員が楽しみにしていたことが、ついに実現したんだ。まるでクリスマスの朝のような気分だよ」
ロッシは、断続的な雨で走行時間が制限されたにもかかわらず、このセッションで開発チームが目指していたことはすべて達成できたと語る。
「コンディションのせいで完全な比較を行うのは難しいが、今日のような日に期待できることはすべて達成できた」
「マシンが完全に新しいにもかかわらず、実際に発生した唯一の問題がセンサー1つの交換だけだったという事実は驚異的だ。これはダラーラ、インディカー、そして関わったすべての人々への大きな称賛に値する」
「このマシンには、まだほんの表面にしか触れていないほどの素晴らしい特長がたくさんある。素晴らしいスタートを切ることができ、運転するだけで純粋な喜びを感じたんだ」
ロッシはIR-28の外観や初期のハンドリング特性についても絶賛。
「見た目の面では、期待できるすべての要素を完璧に満たしている」
「初めて見たときは圧倒された。写真ではその良さが十分に伝わらない。実物の存在感は実に素晴らしい。アグレッシブな見た目で、完全に新しいシャシー、新しい空力設計、新しい電子制御システム、そして規定のダンパーパッケージを採用しているにもかかわらず、最初からベースラインの乗り心地は非常に快適だった。もちろん、まだ引き出せるポテンシャルはたくさんあるけど、素晴らしい出発点だと思う」
インディアナポリス・モータースピードウェイで行われた新世代マシンの初テストはロッシにとっても意義深い体験になったようだ。
「インディカーのこの新たな進化の一翼を担え、しかも僕やここにいる全員にとって非常に特別な場所であるインディアナポリス・モータースピードウェイでそれを実現できたことは、本当に最高だ」
「この選手権の歴史と未来に、ささやかながらも一役買えることは、大きな光栄だ。その一瞬一瞬を心から楽しんだよ」とロッシは語った。
テスト2日目はパロウが走行を担当。シリーズの公式SNSに出演した「僕にとって、新型マシンでの初日は信じられないほど素晴らしいものだった」とテストを振り返り語った。
「このプロジェクトの一員になれたこと、そしてインディカーにおける僕たちの未来の始まりに立ち会えたことが、ただただ素晴らしいよ。とても良かった。マシンの乗り心地はとてもスムーズで、ダウンフォースの感触も最高だよ」
「インディカーで僕たちを待ち受ける未来に、本当に、本当にワクワクしているよ。マシンは最高にカッコいい。ウエットコンディションでも本当に、本当に走りやすく、またコース上でその姿を見るのが待ちきれないよ」
[オートスポーツweb 2026年08月04日]
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