札幌延伸延期とラピダスへの期待
JR北海道の再建シナリオに、激しい逆風が吹いている。最大の成長材料とみられてきた北海道新幹線の札幌延伸は、2030年度末の開業予定から大幅に遅れる見通しとなった。新函館北斗止まりの現状が続く限り、新幹線区間の収益性は上がらず、赤字が継続する。
地下鉄は来ず、インフラが朽ちた街――高齢化率約6割、23区の“外れ”と化した「桐ヶ丘」という巨大団地のいま
延伸を前提に進めてきた札幌駅周辺の大規模開発も、投資を回収するまでの期間が延び、計画そのものを見直さざるを得ない。鉄道や不動産、ホテルに商業を連動させて利益を伸ばす成長モデルが足止めを食らうことは、経営改善に向けた歩みを止めるに等しい。
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