MotoGP第10戦ドイツGPで、ジャック・ミラー(ドゥカティ)はロングラップペナルティを科されることが決まった。
ミラーはドイツGP2日目のFP4で、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が転倒して黄旗が出されていた際に同じターン13で転倒。これが審議対象となっていた。
■絶好調バニャイヤ、今季3度目のPP獲得! クアルタラロがドゥカティ食い破り2番手|MotoGPドイツ予選
幸いにも、ミラーが転倒した時にはエスパルガロのクラッシュの処理は終了しマーシャルも退去していたため大事になることはなかったが、審議対象となることは逃れられなかった。
通常、この種の違反にはグリッドペナルティが科されることが多い。ただ今回ミラーは、決勝レースでのロングラップペナルティという裁定が下った。
スチュワードパネルは今回のミラーに関して、他競技者に危険をもたらす無責任なライディングだったとみなし、ロングラップペナルティを科したと説明している。
裁定が下される前、スチュワードに召喚されることになっていたミラーは、黄旗を認識しておりクラッシュしないようにしていたこと、そしてプッシュしていなかったことを示すデータにより、スチュワード側の理解を得られることを期待してると話していた。
「黄旗は視認していた。文字通り、自分自身に『クラッシュするなよ』と言い聞かせていた」と、ミラーは語った。
「そして次の瞬間、僕はグラベルに落ちていた。誰もグラベルにはいないと分かっていたけど、まだ黄旗の振られている最中だったんだ。クラッシュしないようにと、文字通り気にしていたんだけどね」
「もちろん、自分が黄旗中にクラッシュしたというのは理解している。でも『自分はプッシュしようとしていないし、それはこの区間のデータからも分かる』と弁護するつもりだ」
「データをいくつか持っていくけど、どうなるか様子を見よう」
結果的にペナルティは避けられなかったミラー。決勝は6番グリッドスタートと上位の位置を確保しており、フリー走行でも好調だっただけに、手痛いペナルティとなってしまった。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ストロール「SC出動時に前方のクルマが急減速し、接触を避けられなかった」:アストンマーティン F1第5戦決勝
「サーキット以外の場所でやることにも意味があったと思う」盛り上がりを見せた岩佐歩夢発案のSFキャラバンが成功裏に終了
オコン「パフォーマンスの面でわずかに進歩。大急ぎでアップグレードを用意したチームに感謝」:アルピーヌ F1第5戦決勝
RB、F1中国GPで角田裕毅とリカルドがリタイアに追い込まれた“もらい事故”は「どちらも不必要なアクシデント」
タイヤ装着前に信号が変わるミスが発生、クルーは転倒。ガスリーはピットストップの改善を誓う/F1第5戦
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?