10月30日~11月9日まで東京ビッグサイトで「ジャパンモビリティショー2025」が開催されるが、それに先駆けてトラックの祭典「ジャパントラックショーin富士スピードウェイ2025」(以下JTSin富士)が10月26日(日)に開催される。
富士スピードウェイで1DAY開催される「JTSin富士」も今回で第3回目。トラック関連の秋のイベントとしてすっかり定着してきたが、今回はさまざまなトラックの試乗会やはしご車搭乗などの体験型のコンテンツも充実。
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トラック関連メーカーなど約50社が出展する展示エリアもあるので、富士スピードウェイでトラック三昧の一日を過ごしてはいかがだろうか?
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真・図/ジャパントラックショー事務局・フルロード編集部
トラックパレードランと体験試乗会
「JTSin富士」は、10月26日の日曜日、午前9時から午後4時まで、静岡県駿東郡の富士スピードウェイで開催される。主催は一般社団法人国際物流総合研究所で、「R`s Meeting」が同時開催される。
体験型ジャパントラックショーを銘打つだけに、「パシフィコ横浜」で隔年開催される「ジャパントラックショー」と趣きが異なり、広大な富士スピードウェイを舞台に、通常の展示会場ではなかなか実現がむずかしいダイナミックな試乗会やイベントが目白押し。
16カ所のコーナーを有する1周4563mの国際規格のレーシングコースでは、ユーザー/ドライバー自慢の多種多様なトラックが一斉に走る「JTSin富士」名物の「トラックパレードラン」をはじめ、フジトランスポートが所有する最新の大型トラックを実際に運転できる大型トラック試乗会やボルボFH試乗会が行なわれる。
また、土屋圭一氏が設計・監修したことで知られるマルチパーパスドライビングコース(旧ドリフトコース)では、全長25mの日本トレクスのダブル連結トラックの体験試乗会を開催。高速コーナーとタイトコーナーを組み合わせたコースでダブル連結トラックを実際に運転できるのは貴重な体験となるだろう。
さらに18通りのコースレイアウトが可能な全長1kmの本格的なショートコースでは、キッズイベントとしてプロドライバーの運転で助手席に子供が乗れる大型トラック乗車体験が実現。大型免許を所有している大人なら自分で運転するドライバー体験も……。
そして今回の「JTSin富士」の目玉の1つといえるのが「新型EV試乗会」だ。中国5大トラックメーカーのひとつ北汽福田汽車(FOTON)のBEVトラックをいち早く外周路で試乗できるというもの。世界130カ国以上で販売実績のあるFOTONのEVトラックの実力を体感する絶好の機会だろう。
多彩な出展の展示エリアとデモンストレーション
Aパドックと呼ばれるエリアは、トラック関連メーカーを中心に約50社の展示ブースが居並び、ユーザー/ドライバー向けの製品の展示や即売会などが行なわれる。
主な出展者をあげると、アリソンジャパン、いすゞA&S、シェル、城南ホールディングス、セノプロトラックス、IAAトランスポーテ―ション、トピー工業、トランスウェブ、日本ミシュランタイヤ、フジトランスポート、ボルボトラック、三菱ふそうトラック・バス、横浜ゴムなど。
Aパドックでは来場者の目を引きそうなイベントも行なわれる。城南オーナーズクラブによるレッキング作業の実演だ。横倒しになった大型トラックを引き起こす一連の作業を熟練のプロが見せてくれる予定だというから、このデモンストレーションは見逃せない。
さらにキッズイベントとして30mはしご車への搭乗体験や大型トラックとの綱引きも行なわれる。はしご車体験は搭乗時は10mまでだが、それでも迫力満点の搭乗体験となるだろう。
またAパドックの隠れた人気コーナーといえば、自衛隊コーナーだろう。陸上自衛隊板妻駐屯地の各種車両が展示されるとともに、高機動車の乗車体験や自衛隊グッズの販売さらに軽装甲機動戦士「イタヅマン」も登場予定というから親子で楽しめそうだ。
▼「JTSin富士」への入場方法や駐車料金の詳細は、下記URLへ
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