今季のスーパーフォーミュラは、オートポリス戦を終えて前半の3大会5レースを消化した。残すは4大会7レースというところだが、かねてよりこのタイミングでのドライバー入れ替えを検討すると言われていたKDDI TGMGP TGR-DCは、実際に平良響と野中誠太を入れ替えるという決断に至ったようだ。
TGM Grand Prixとのジョイントにより、トヨタの若手育成チームとして今季発足したTGR-DCは、開幕時は小高一斗と平良をレギュラードライバーに、そして野中誠太をリザーブドライバー(TGR陣営全体)に据えたが、ドライバーの入れ替え制度を導入すると以前から明らかにしていた。具体的には第5戦オートポリスと第10戦富士の終了後にそれぞれ入れ替えが検討され、パフォーマンスの振るわなかった方のレギュラードライバーがリザーブと交代になる可能性があるというものだ。
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もてぎでの第4戦を終えた時点では、平良の方が厳しい状況にあるのではと噂されていたが、彼は節目とされていたオートポリス戦で状況を好転させることができなかった。予選は小高15番手、平良20番手で、決勝でも小高が入賞争いに顔を出して12位に入った一方、平良はセーフティカーラン中のピットインでのポジションアップを活かせず16位に終わった。
「ピットの後、そこからユーズドタイヤの皆さんをフレッシュタイヤで抜けばOKというシチュエーションだったのに、ユーズドタイヤの皆さんに抜かれるという……もうね、完敗です!」
そう吹っ切れた表情で話した平良。レースが終わった直後に、野中との入れ替えを告げられたという。ただ既に気持ちを切り替えており、悲壮感は感じられなかった。
「そこは承知の上ですから、しょうがないです。ただトヨタ陣営のリザーブ的な立場として引き続き残るので、スーパーフォーミュラのレースウィークには同行します」
また前述の通り、最終鈴鹿大会を前にもう一度入れ替えの可能性があるため、平良としても再びステアリングを握るチャンスがある。「今後野中選手が乗っている時も、自分の中でセットアップで『これが良さそうだ』という匂いがあれば、しっかりとメモをして、(最終大会)鈴鹿の時にフィードバックができればと思います」と彼は前向きに語った。
一方、生き残りに成功した小高も、憑き物がとれたかのような明るい表情をしていた。
決勝前の調整でマシンのフィーリングが向上したという小高は、前述の通りポイント圏内を懸けた争いに加わった。「もうなんか、17位、18位とかを走りすぎて、ファイティングスピリット?がどっかにいっちゃってたので、チームにも『ポイント争いをしていることを言ってほしい』と伝えました」と苦笑する。
「ここ数レースで一番次に繋がるレースができたので、よかったです」と言う小高に、とりあえずはホッとしたかと声をかけると、「そうですね」とはにかんだ。
「そこは何が起きるか分からなかったですし、自分もしっかりこのレースを完走しないといけませんでしたからね。次は富士テストを経てレースに挑めるので、気持ちとしてはホッとしていますね」
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