F1カナダGPでレッドブルはマックス・フェルスタッペンが2位を獲得。このレースでレッドブルは、ライバルによるフェルスタッペンに対する意図的な攻撃に注意するようレースディレクターに進言していたようだ。
フェルスタッペンは第9戦スペインGPで起こしたジョージ・ラッセル(メルセデス)との接触によって、ペナルティポイントの累積が11点になり、出場停止処分までわずか1点の猶予しかない状態となった。
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そんな状態で迎えたカナダGPでは、予選でラッセルがポールポジション、フェルスタッペンが2番グリッドということで、何かが起こるのではないかという注目もあつまった。
ただスタートで問題が起こることはなく、その後フェルスタッペンは2番手を固める方向にシフト。何事もなくレースは終わるかと思われた。
だが終盤、4番手を争うマクラーレン勢が同士討ちするアクシデントが発生。処理のためにセーフティカーが入ると、ラッセル-フェルスタッペン間の問題が再燃した。フェルスタッペンはSC中にラッセルがブレーキテストを仕掛けてきたと主張し、さらに規定以上に車間を離したとも訴えた。
レッドブルは「ラッセルが不必要に減速し、故意にフェルスタッペンを先行させ、ペナルティを受けさせようとした」として抗議。レッドブルの主張にはラッセルが「スポーツマンシップに反する意図を示した」というものも含まれていた。
そしてレッドブルとしては事前にライバルがペナルティポイントの累積を狙って意図的なアクションを仕掛けてくる可能性があることを、レースディレクターにも警告していたという。
「ゲームズマンシップ(勝利やアドバンテージのために行なわれる駆け引き)の可能性は避けられなかった」とホーナー代表は言う。
「ドライバーズブリーフィングのあと、我々はレースディレクターにそのことを伝えたんだ。彼らにもその点を意識してもらいたかった。そういったことがあるのは明らかだからね。だがマックスは、週末を通じて全くクリーンな走りだったし、いいレースをしたと思う」
「彼らにはこう言っていた。『メディアには明らかにそれを提起したコメントがある。目を光らせておいてくれ。ただ目を光らせておいてほしい』とね」
なお抗議は約6時間後に結果的に却下され、メルセデスとラッセルはそこでようやく本当に勝利を祝うことができた。
またホーナー代表によると、今回の抗議はフェルスタッペンの知らぬ間に行なわれていたという。
「いや、そういうことはない。マックスはあなたがたと話をしていて、全く知らなかった。抗議するのは競技者の権利だ」
「抗議1件で2000ユーロ(約33万円)かかるが、我々は彼らが(あの一件を)記録せずスチュワードに送らなかったことに驚かされていた。そして我々競技者には抗議する権利があり、それを行使することを選択したんだ」
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