ブランド最重量モデルのMINIカントリーマン電動化の凄み
人気の本格SUV、MINI「カントリーマン」に待望の48Vマイルドハイブリッドモデルが追加されました。2026年3月3日より480万円から販売開始された本モデルは、モーターがエンジンをアシストすることで、車重による加速のハンデを見事に相殺しています。輸入車市場を長年分析する視点から、スムースな走りと燃費向上を実現した最新電動化メカニズムの真価を紐解きます。
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MINI カントリーマン3モデルで48Vハイブリッドモデル販売
ビー エム ダブリュー株式会社では、MINIのSUVモデル「MINI カントリーマン」の一部グレードに48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載し、全国の正規ディーラーで販売を開始した。対象モデルはMINI カントリーマン C SELECT、MINI カントリーマン C、MINI カントリーマン S ALL4の3モデル。
現在のMINIラインアップは、ハッチバックモデルのMINI クーパー、電気自動車のシティクロスオーバーMINI エースマン、本格SUVとしてのMINI カントリーマンの3シリーズの構成。MINI クーパーには3ドアモデル、5ドアモデル、コンバーチブルという3つのボディタイプを用意している。
今回追加された48Vマイルドハイブリッドシステムは、リチウムイオンバッテリーと小型モーターを組み合わせた電動アシスト機構だ。減速時に発生するエネルギーを回収してバッテリーへ充電し、その電力を利用してモーターがエンジンを補助する仕組みで、発進時や加速時のスムースさを高めるとともに、燃料消費率の向上とCO2排出量低減に貢献する。
1.5Lと2Lを用意! ターボエンジンと電動化メカニズムが融合
MINI カントリーマン C SELECTおよびMINI カントリーマン Cは、最高出力115kW( 5000rpm )、最大トルク240Nm( 1500~4400rpm )を発揮する1.5L直列3気筒MINIツインターボガソリンエンジンを搭載。これに7速ダブルクラッチトランスミッションと48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、効率性とダイナミックな走行性能を両立する。
いっぽう、MINI カントリーマン S ALL4は、最高出力150kW( 5000rpm )、最大トルク320Nm( 1500~4000rpm )を発揮する2L直列4気筒MINIツインターボガソリンエンジンを採用。こちらも7速ダブルクラッチトランスミッションと、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、より高いパフォーマンスと高効率を実現。
車両価格は、MINI カントリーマン C SELECTが480万円、MINI カントリーマン Cが518万円、MINI カントリーマン S ALL4が582万円となる。
【 AMWノミカタ 】
MINIがカントリーマンに48Vマイルドハイブリッドシステムを導入した。マイルドハイブリッドはエンジンをサポートする電動システムのことで、モーター単体での走行はできず、あくまでもエンジンが必要とするパワーを補助するためのシステムだ。
このシステムはとくに発進時や走行中の加速向上、ターボラグの解消などを目的として採用されることが多い。一般的に48Vのマイルドハイブリッドシステムはパワーで8~15kW、燃費で5~15%ほど通常のガソリンエンジンに対して向上するといわれている。
MINI クーパーの5ドアモデルとカントリーマンを比べると、1.5Lモデルで重量差は180kg、2Lモデルでは260kgにも及ぶ。この48Vのハイブリッドシステムが導入されることで、重量差による加速感の違いなどが改善されるだろう。今回のアップデートは「走りの楽しさを損なわずに効率を高める技術」をカントリーマンにもたらしたといえる。
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