改良を控えて在庫一掃の可能性もアリ
現在展開されている、2020事業年度末決算セールでの目玉車のひとつがトヨタ・アルファード。在庫状況もよく、納車で待たされることもなく、70万円引きも出るほどのバーゲンセール状態になっているようだ。以前より落ち着いたとはいえ、リセールバリューはよく、残価設定ローンを組めば、プランによってはノア系での月々の支払い額に数千円上乗せするだけで手に入ることもあり、販売台数を押し上げている。
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年度末決算セールの目玉となるアルファードであるが、それもそのはず、4月28日発表で一部改良の実施を予定しているのである。セールスマンが持っているタブレットで改良内容が見られるようになるのは3月下旬ごろとなり、予約発注開始は4月上旬となる予定。年度末決算セールで改良前モデルを売り切ろうという腹積もりのようだから、今後ますます好条件が飛び交いそうである。なおヴェルファイアも同時に同様の改良を受けることなる。
今回の改良のメインは法規対応となる。7月から適用となる事故自動緊急通報搭載では、オーバーヘッドコンソールにC-BOX(いわゆるSOSボタン)と、10月から適用となるオートライト装備対応機能(走行中常時点灯、停車時のみOFFの操作受け付け可能)が採用される。
なお、この法規対応とともに商品力向上も行われる。まずは、アルファードについてはGグレード(ガソリン)、S、G、SRグレード(HV/ハイブリッド)の廃止。ヴェルファイアについては、特別仕様車「GOLDEN EYES」以外のグレードを廃止し、「GOLDEN EYES II」としてグレード化。つまり、ヴェルファイアは改良後モノグレード構成となるようだ。
ボディカラーについては、アルファードがラグジュアリーホワイトパール(086)、スティールブロンドM(4X1)を廃止。ヴェルファイアでは、スパークリングブラックパール(220)、バーニングブラックCS(222)がそれぞれ廃止となる。
オプションでは、デュアルパワースライドドア、アクセサリーコンセントを標準装備化し、アイドリングストップ機能とおくだけ充電が廃止となる。
エグゼグティブラウンジについては、助手席手動式可倒ヘッドレストを新規設定、スライドドア開閉スイッチをセンターコンソールに追加、おくだけ充電の廃止を行い、商品強化と設定見直しが行われる。
特別仕様車「アルファード TYPE GOLD II」と、「ヴェルファイア GOLDEN EYES II」については、フロント席まわりをシルバースパッタリング加飾+黒木目から、ゴールドスパッタリング加飾+ゴールド木目へ意匠変更が行われる。
アップデートが行われる限りは価格アップの懸念だけでなく、当然しばらくはいまのようなレベルまでは値引き拡大は期待できないだろう。大規模な改良ではないので、現行モデルを大幅値引きで購入するのも魅力的なので、非常に悩ましいところでもある。
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