■ライバルのシエンタには無い「フリード」だけの魅力とは!
新車販売ランキングでトヨタ勢が上位を独占するなか、ホンダのコンパクトミニバン「フリード」が健闘を続けています。
【画像】超カッコいい! これが“ちょうどいい”「小型スライドドア車」です!
全長4.5m未満の小さなボディにスライドドアと3列シートを備え、都会的なスタイルを維持するフリードは、2025年11月は7132台を販売し7位にランクインしました。
売れている理由は複数あると思いますが、最大のライバルであるトヨタ「シエンタ」が親しみやすいファミリー像を打ち出すのに対し、フリードはクラスを超えた「プチ高級車」のような質感が高い点が支持される背景にあるようです。
実際にフリードを選んだ人に、その魅力について聞いてみました。
2008年に誕生した初代フリードは、スタイリッシュなデザインでミニバンのイメージを刷新。2016年の2代目ではシンプルかつ洗練された姿へ進化し、5ナンバーサイズを維持した扱いやすさが高い評価を獲得しました。
そして2024年、現行の3代目が登場。ラインナップは、シンプルな「エアー」とアクティブな「クロスター」の2タイプが展開されています。
現在の売れ行きを詳しく見てみると、2つの際立った特徴があります。
まず、デザインタイプの選択です。7割以上のユーザーがシンプルで都会的なエアーを選んでいます。また、エンジンの種類はガソリン車とハイブリッド車(e:HEV)が用意されていますが、全体の8割を超える人が、燃費性能と静粛性に優れたハイブリッドモデルを選択しています。
今回お話を伺った50代男性のKさんも、売れ筋であるエアーのe:HEVモデルを選んだ一人です。
「エアーのデザインは、シンプルな中に高級家電のような洗練された趣があり、気に入っています。
2代目からの乗り換えですが、サイズ・パワー・使い勝手のすべてが『ちょうどいい』のが最大の魅力ですね」
ライバルのシエンタがファミリーユースに特化した親しみやすさを強調する一方で、フリードには大人の男性が乗ってもスマートに決まるセンスの良さがあると言います。
Kさんはエアーとクロスターとでかなり悩んだそうですが、駐車環境を考慮し、ホイールアーチプロテクター装着によって3ナンバーサイズになるクロスターではなく、5ナンバーサイズに収まるエアーを選択。
2列シート仕様でもよかったけれども、エアーにその選択肢はなく、普段は3列目シートを跳ね上げて広いラゲッジスペースとして活用しるとのことです。
「インテリアの快適性に関しては文句のつけようはないです。それに2列目の座り心地がいいので、運転席より2列目に座りたいくらいです。
多人で乗車するのにミニバンが必要なら『ステップワゴン』にすればいいわけですし、この適度なサイズ感で普段はパーソナルに、いざとなればミニバンとしても使えるというフリードの使い勝手の良さが気に入っています」(フリードのオーナー Kさん)
また、燃費性能に優れたe:HEVの走行フィールについても、トータルでの完成度の高さに深く満足されている様子でした。
※ ※ ※
実用性に優れたコンパクトミニバンは数多く存在しますが、フリードには1名乗車でもサマになる独特の品格があります。
SUVやセダンから乗り替えても満足できるクオリティの高さこそ、フリードの魅力と言えるでしょう。(くるまのニュースライター 金田ケイスケ)
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