ヤマハMotoGPのマネージングディレクターを務めるパオロ・パヴェジオは、開発の実施が既に伝えられているV4エンジンへ2025年中に載せ替えることは、現実的ではないと語った。
近年苦戦傾向が続いているヤマハだが、彼らは昨年中盤にV4エンジンの開発に着手していることが報じられた。現在のMotoGPで唯一直4エンジンを使っているヤマハが、その形式を変更するかもしれないと判明したことは、驚きをもって迎えられた。
■孤高の直4エンジン勢ヤマハ、期待高まるV4エンジン開発へ。プロジェクトリーダーが明かすその”理由と現在地”
ヤマハではV4エンジンの開発がかなり精力的に進められている様子で、昨年9月には当時ディレクターを務めたリン・ジャービスが「V4エンジンの開発にかなり忙しくしている」と認めていた。
そうしたこともあり、ヤマハのV4エンジン搭載マシンのサーキットデビューは近いのではないかと、期待も膨らんでいたのだ。
ただ昨年12月にヘレスで行なわれると見られていたヤマハのテストはキャンセル。現時点では、V4エンジンのコースデビューは4月まではないだろうと見られている。
そしてコースデビューはともかく、2025年中にヤマハのマシンにV4が実戦投入されることは、起こらないと見て良さそうだ。
パヴェジオはmotorsport.comに対し、今シーズン中のV4への変更は非現実的だと語った。なおヤマハは今季も優遇措置を受けるメーカーのため、エンジン開発や仕様変更自体は制限を受けることなく行なうことができる。
「我々の短期的、そして中期的な目標はレースをトップ5でフィニッシュすることだ。そして、並行して我々はV4プロジェクトにも取り組んでいる。これはエンジンだけではなく、バイク全体についてだ」
パヴェジオはそう語った。
「我々は今の良い結果を残す必要があり、同時に先に向けた取り組みも必要としている」
「V4エンジンのバイクが今使っているモノよりも良いとなったなら、我々はそれを導入するだろう」
「2025年にV4へ変更すると考えるのは、現実的ではない。(V4の)バイクをオフィシャルライダー達に手渡すときには、それが良いレベルにあると我々が確信している必要がある」
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みんなのコメント
2027シーズンにレギュ変更でどうなる?
それでV型を選ばなくてもそれはそれでレースが楽しく観戦できる味付けになるのでワクワクしています。