デザインにこだわるMKWが辿り着いた
「あえてシンプル」が次世代への提案
MKW/MK-007
エムケーダブリュ/エムケーゼロゼロセブン
中古車選びに役立つ「当時モノ」新車レビュー&試乗記|日産・ジューク(2010年6月~2013年8月)
MKWのホイールと言えば、独創的で凝ったデザイン性を持つものがほとんど。だからこそ逆に、このMK‐007は新しい提案としての意味を成す。
造形はシンプルでオーソドックスな、末広がりの5スポーク。ラグジュアリー+SUV+ロード、というコンセプトから生まれたMKWの最新作は、進化を続ける現代SUVのスタイリングになじむ、超シンプルで普遍的な大人の造形が最大の特徴だ。
それでも個性は、細部に宿る。スポークの股部分に採用されたブレードのような鋭い造形や、ステップデザインを取り入れたアウターリムの立体形状などは、MKWらしいアクセント効果満点なデザインソース。
ダイヤカット面にグラファイトクリアを重ねた表面処理も独特で、光の受け方や角度などによって、さまざまに表情を変えるフィニッシュとなっている。
スポーク自体は骨太で、パワフルさに満ちた造形となるため、ボディの大きなSUVとの相性もバツグン。あふれる存在感を強調したいなら、ぜひ22インチに挑戦を。
スポーク自体がかなり骨太なため、SUVの車格に埋もれないのもポイント。またスポーク間が大きく開くため、ブレーキチューンとも好相性だ。
スポーク先端を高く、センターを低く構えたゆるやかなコンケイブ形状を採用。オーナメント周囲はさらに一段落とし、精悍に。
スポークの股部分に描かれた、ブレードを複数枚重ねたような処理が新鮮。オーソドックスな中にちらりと独創が薫るのが大人。
アウターリム面にステップデザインを施すことで、立体感もさり気なく強調。スポークはリムオーバーで大口径感強し。
光の加減で表情が変わる
設定カラーはグラファイトクリア。ダイヤカット面に被せて控えめな発色を放つのがその特徴で、光の受け方や強さなどによって、表情がガラリと変化するのも上品。シーンに応じて異なる雰囲気を演出可能。
サイズは20と22インチ。LSR=ラグジュアリー+SUV+ロードというコンセプトで開発されただけあって、都会的なSUVにしっくり来る印象。ハリアーなどで22を履けば、迫力満点。
【DEMO CAR SPECIFICATION】
DEMO CAR_60 HARRIER
SIZE:22×9.0+35
TIRE:ヨコハマ・パラダ スペックX(255/35-22)
COLOR:グラファイトクリア
【WHEEL SPECIFICATION】
●カラー:グラファイトクリア
問:トライスターインターナショナル 03-3779-5131
http://www.mkw-japan.com
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