オートバックス、一部店舗に分割払いサービス導入 オリコのAI与信技術を活用

　オリエントコーポレーション（オリコ）とオートバックスセブンは、分割払いサービス「ワケタラ」を６月に一部のオートバックス店で開始すると発表した。

　利用可能額の範囲内で何度も分割払いができるのが特徴。従来のショッピングクレジットの場合、利用のたびに申し込みや審査が必要だった。審査時間が短く、利便性の高い金融サービスの提供で、オートバックスでのカーナビゲーションシステムや大口径タイヤなど高額なカー用品の販売拡大につなげる。

　ワケタラは、オリコの人工知能（ＡＩ）による与信技術を活用したサービス。ＡＩの活用で審査時間を短縮できるほか、与信関連のコストも低減可能なため金利も下げやすいという。２月にサービスを開始しており、アップルやヤマダデンキなどに提供してきたが、今回初めて自動車関連企業と提携した。