新型「ディフェンダー130」に、7人乗り仕様が追加された。ビッグなオフローダーを、『GQ JAPAN』ライフスタイルエディターのイナガキが試乗した!
都心部でも取り回しは悪くない
7人乗りの新たな選択肢──新型ディフェンダー130 X D350試乗記
現行のディフェンダーシリーズは、3つのボディ形状にわかれている。当初から設定されていた2ドアの「90」、4ドアの「110」に加え、2023年モデルからロングバージョンの「130」が追加された。
ディフェンダー130は、110のリヤオーバーハングを340mm伸長したのが最大の特徴だ。悪路走破性能はそのままに、積載性と居住性を高めた。
特に3列目シートの居住性が大幅に改善。110の3列目シートが、あくまでエマージェンシー用のつくりであるのに対し、130はゆったりと着座可能。長距離ドライブも問題ナシ。日本市場で大人気のトヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」のように、多人数移動も難なくこなす。
従来は2-3-3レイアウトの8人乗り3列シートのみだったが、2025年モデルから2-2-3レイアウトの7人乗り3列シートも「X」グレードと「V8」グレード選べるようになった。
さらに2025年モデルのうち、ディーゼルモデルは3.0リッター直列6気筒INGENIUMターボチャージドディーゼルエンジン(MHEV)の出力を50psアップし、350psに強化。全グレードでワイヤレスデバイスチャージングを標準化したほか、各グレードの装備を見直し、より快適性と利便性を高めるべく充実した。標準装備だけでなく、既存のオプションパックの内容も強化し、さらに新たなオプションパックとして、「ウィンザーレザーシグネチャーインテリアパック」と「Ultrafabricシグネチャーインテリアパック」も導入された。
あらためて130の実車を見ると、デカい! ボディサイズは、全長5275mm×全幅1995mm、全高×1970mm。3020mmのホイールベースは110と同じだ。特に全長は、テールゲートにスペアタイヤを装着する分、実際は約5380mmまで伸びてしまう。
もっとも、おなじフルサイズのキャデラック「エスカレード」(全長5400mm×全幅2065mm、全高×1930mm)よりは、少しだけ小さい。
東京都心部で乗った印象では、取り回しに困る場面は意外なほどなかった。スクエアな形状だからボディ感覚は掴みやすい上、デジタルルームミラーや360度カメラ、超音波センサーと言った運転支援機能が大いに役立つ。悩みは駐車場で、これだけのサイズ(特に全長)を安心して駐車出来るスペースは少なかった。
エクステリアの印象は、ひと目でディフェンダーとわかるタフなデザインだ。伸長されたリヤオーバーハングが個性を高める。
試乗車は「ゴンドワナストーン(マット)」と呼ぶボディカラーで、これは2025年モデルからオプション設定された、マットな質感に仕上げる「マットプロテクティブフィルム」。¥588,000と高価ではあるものの、メーカー純正だけあって、クオリティは高い。
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文と編集・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)
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