10月25日にバーバー・モータースポーツ・パークで行なわれる、インディカーのドライバー評価/ルーキーテストには、ニコ・ヒュルケンベルグとローガン・サージェントが参加するようだ。
ヒュルケンベルグはアロー・マクラーレンSP、サージェントはA.J.フォイトのマシンをドライブするようだ。このテストには、他にエド・カーペンター・レーシング、デイル・コイン・レーシング、アンドレッティ・オートスポートが参加。少なくとも6人のドライバーがマシンを走らせるという。
■ヒュルケンベルグ、F1復帰を断念。でも「人生が終わったわけではない」他シリーズからのオファーも?
2019年を最後に、F1のレギュラーシートを失ったヒュルケンベルグだが、2020年はレーシングポイントのリザーブドライバーとして、2度F1に参戦。現在も、アストンマーチンに名称を変えた同チームのテスト兼リザーブドライバーを務めている。
彼はF1復帰を目指しているものの、9月の段階で来季F1に復帰する最後の可能性が潰えたと認めていた。
チームからのコメントは得られていないが、ドライバーとして高い評価を受けているヒュルケンベルグのテストは、彼が2022年の選択肢を模索しているということ以上のものではないようだ。アロー・マクラーレンSPは来季もパトリシオ・オワードとフェリックス・ローゼンヴィストを起用することを決めている。
マクラーレンは早ければ2022年中にも、参戦体制を3台に拡充する可能性があると示唆しているが、そのドライバーの候補としてヒュルケンベルグ起用を考えていると見なすべきではないだろう。
マクラーレン・レーシングCEOであるザク・ブラウンは、一部メディアに対し次のように語っている。
「それがいつであれ、我々が3台目のマシンに着手したら、それ以降は3台目を(フルタイムで)走らせることになるだろう。(2022年の)シーズン開幕時からにはならないだろうけどね」
「出たり出なかったりはしない。一度出たなら、その後は走らせ続ける」
「2023年に3台目のマシンを走らせるのは確実だし、22年のどこかの時点で走らせることになるかもしれない。それがいつになるかは、まだ考えていない」
ただ、2021年はF1から戦いの場を移したロマン・グロージャンが大活躍。名門アンドレッティへの移籍を決めている。ヒュルケンベルグにとっても、魅力的なカテゴリーであることは間違いないだろう。
来季のインディカー挑戦の可能性が高いのは、サージェントの方かもしれない。フロリダ州生まれの20歳であるサージェントは、FIA F3挑戦2年目の昨年にランキング3位を獲得。今季はチャンピオン獲得を狙う年だったが、ランキング7位に甘んじた。
A.J.フォイトは2022年のドライバーをまだ検討中であり、ダルトン・ケレットやセバスチャン・ブルデー、今季は日本のスーパーフォーミュラに参戦しているタチアナ・カルデロンなどが候補に挙がっているようだ。
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