レッドブルがmotorsport.comに認めたところによると、マックス・フェルスタッペンのレースエンジニアを務めてきたジャンピエロ・ランビアーゼは個人的な事情によりオーストリアGPを欠場し、サイモン・レニーが代わりを務めることとなった。
フェルスタッペンはランビアーゼと長い間、二人三脚でグランプリを旅してきたが、今回のオーストリアGPでは、レッドブル加入後初めて、異なるレースエンジニアとコンビを組まなければならない。またランビアーゼがこれまで何度かの昇格を経てトラックサイドチームでより幅広い役割を担ってきたことから、今回の欠場により、レッドブルとしても通常のレース主任も欠くこととなる。
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そのためレニーがランビアーゼの仕事を引き継ぎ、フェルスタッペンのレースエンジニアを担当する。
レニーは2004年にルノーでF1キャリアをスタートさせると、現在はアストンマーティンからF1に参戦するフェルナンド・アロンソのデータエンジニアを務めた。その後、ロータスでキミ・ライコネンのレースエンジニアを担当した後2013年にレッドブルへと移った。レッドブルではマーク・ウェーバーやダニエル・リカルドとコンビを組んだ。
レニーはリカルドがチームを去った後、サーキットからファクトリーでの仕事に移行し、様々な役割を担ってきた。そのため、フェルスタッペンにとってもチーム内でも顔なじみの存在だ。
レッドブルは次戦イギリスGPでランビアーゼがフェルスタッペンのレースエンジニアに復帰できるはずだとしている。
レッドブルにとって、この2戦は重要な意味を持つ。会社やチームにとってのホームとしてだけでなく、今後のタイトル争いに残れるかどうかが決まる、2026年マシンへの開発移行を前にした最後の本格アップデートを2連投するのだ。
「もちろん、それも理解している」
オーストリアGPに先立ち、フェルスタッペンはオランダのメディアにそう語った。
「しかし、このアップデートパッケージが実際にどれほどの違いをもたらすことになるのかは、これから見ていくことになる。まだ可能性があるレースはいくつか残っているし、それから僕らの立ち位置が分かるだろう」
またフェルスタッペンは、レッドブルリンクでこれまで5勝を挙げているものの、マクラーレン優勢の2025年シーズンの状況を好転させるのは「あまり現実的ではない」と付け加えた。
実際、オーストリアGP初日はマクラーレンが好調でFP2ではワンツー。フェルスタッペンは3番手、チームメイトの角田裕毅は7番手で初日を終えている。
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