まもなく発売見込みの日産 新型エルグランド。今や高級ミニバン市場はアルファード/ヴェルファイアの一強時代ともいえるものの、この市場を開拓したのはエルランドであった。しかも初代エルグランドが売れに売れたもんだからトヨタも本気に。いかに初代エルグランドがスゴかったかというお話。
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】2列目シートが“テーブル”に化ける!? 初代エルグランドの「やりすぎな内装」と平成の王者が誇る豪華装備を見て!(24枚)
エルグランドは日本自動車史における革命だった!
初代エルグランドが出た1997年当時、高級ミニバンというものがほぼ存在しなかった。初代エスティマはいたものの、エルグランドほどの高級感というのは…。あったとしても商用バンがベースで、どこか商用感が抜けきれないモデルがほとんど。
そんななか初代エルグランドは高級サルーンにも負けず劣らずな豪華さ。加えて日産らしく走行性能もミニバンとは思えない、とにかく本気の一台であったのだ。その珍しさとありそうでなかったパッケージングから見事大ヒットとなったワケ。
ちなみに当時のトヨタはグランビアが存在したが、商用車っぽさが抜けきれていないモデルであり、エルグランドにユーザーをかなり取られることに。
とはいえトヨタが黙っているワケもなく、グランビアを豪華に仕立てたグランドハイエースを投入。ツーリングハイエースやレジアスといったハイエース連合で対抗を測ったのだ。でもやっぱりエルグランドの牙城を崩せずじまいに終わってしまったのだった。
超画期的だった初代エスティマを生み出したトヨタが黙っているワケもなく、エルグランドを徹底的に研究し、ガチライバルを投入することに。それが2002年デビューの初代アルファードだ。
エルグランドがFRベースだったのに対し、アルファードはFF。それにより室内の設計に自由度を持たせ、ならではの魅力で戦いを挑んだのだった。2代目エルグランドはヒットとなったものの、その後はご存じの通りの展開に。
とはいえ今のアルファードとヴェルファイアが存在するのは初代エルグランドがあってこそ生まれたモデル。だからこそ日産には奪還して欲しいところ。新型エルグランド、がんばれ、マジで!!!!!
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新しいジャンルを創造はするけど、あとが続かず熟成も足りず、より魅力的な他社のモデルに市場ごともっていかれる。