なんだこのあだ名!?変わったあだ名がつけられたバイクたち
100年以上も続くバイクの歴史の中、数多くのモデルが販売されてきました。中には、車種名が由来となったり見た目・排気音などが要因となって、変わった愛称を付けられたものも少なくありません。
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ではいったい、どのようなモデルが挙げられるのでしょうか。
◼︎カワサキ「ZX-9R」
1994年に発売された「ZX-9R」は「ユメタマ」の愛称で親しまれているバイクです。究極のスポーツをコンセプトに作られたモデルで、スポーツタイプでありながらもツアラーの要素もあります。そのため、速さを求める人でも乗りやすさを求める人でも、満足できるバイクと言えそうです。
あだ名の由来は、車体に入っているロゴマーク。ZX-9Rのロゴがカナ表記で「ユメタマ」とデザインされているように見えることから名づけられました。実際、ZX-9Rと記載されているとわかってはいても「ユメタマ」に見えるので、ぜひ確認してみてください。
◼︎ホンダ「CB250T」
1977年に登場した「CB250T」は、ホークII(CB400T)の兄弟車として販売されました。1997年~1980年代に販売されていたホークシリーズのひとつで、最近では東京リベンジャーズの佐野万次郎(マイキー)の愛車として話題になっています。
そんなCB250Tのあだ名は「バブ」。あだ名の由来は、排気音が「バブー」と聞こえるためです。
ちなみに、CB250Tにはパーツにもあだ名が付けられています。例えば初期型のCB250Tには、丸みがあるタンクから「ヤカン」、座布団のように厚みがあるシートから「座布団」と名づけられています。ちなみに、マフラーは「タヌキのしっぽ」と言われています。
◼︎スズキ「GSX400E」
1980年に登場したスズキ「GSX400E」のあだ名は、「ゴキ」です。発売当初はこのあだ名はついておらず、ゴキと親しまれ始めたのは1983年のモデルチェンジ後からでした。
1983年のモデルチェンジで初期よりも丸みを帯びたフォルムになり、ブラック×ゴールドが追加されました。ブラックのGSX400Eにまたがりタンクを見ると、黒光りしておりゴキブリに見えることからゴキと呼ばれるようになったようです。
◼︎スズキ「GSX250E」
「GSX250E」はGSX400Eの250ccとして1980年に発売されました。スズキ初の試みとして、250ccにDOHC4ストロークエンジンを搭載したモデルでもあります。これにより操縦しやすく軽快な走りを実現しました。
初期型のGSX250Eが、真っ赤なカラーと角ばったデザインがザリガニを連想させることから、ザリというあだ名がつきました。また赤のモデルのみがザリと呼ばれているわけではなく、どの色でもザリとして認知されています。
◼︎ヤマハ「TZR250」
そしてレーサーレプリカ全盛期に登場したのがTZR250シリーズです。いちばん最初に発売されたのはTZR250(1KT)でした。その後、1989年に「サンマ」の愛称で親しまれている「TZR250(3MA)」が登場しました。
TZR250は多くのモデルを発売しているため、車種名で呼ぶとどのモデルか判断ができません。そのため、1KTや3MAと呼ばれるようになりました。TZR250(3MA)の3MAがサンマと読めることから、サンマというあだ名になったようです。
ちなみに後方排気型はレース専用車で採用されることが多く、一般のバイクではなかなか見ません。レース専用車に近づけただけあって、加速力とコーナリング性能は抜群です。
レースのように高回転域での走りは十分すぎるくらいですが、街乗りなど低・中回転域だと運転技術が必要になります。しかし、レーサーレプリカファンにとっては強烈な印象を残すバイクで、今でも高い支持を受けています。
※ ※ ※
車種名からは想像できない、変わったあだ名がついているバイクは数多く存在します。性能や乗り心地だけでなく、あだ名にも注目してみるとより愛着がわきそうです。自分のバイクや気になっているバイクにもあだ名がついているか、調べてみるのも面白そうです。
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たむろって喜んでるアホしかしか使わんよ。