お洒落な加飾で落ち着く室内 軽快な走りは乗り心地も良好
ラパンは主に若い女性をターゲットにしたセダンタイプの軽自動車。愛くるしい丸目のランプを前後に採用した親しみやすいスタイリングが、女性に高い評価を受けている。
マイルドハイブリッドを新追加した軽ベーシックカーの雄!「スズキ・アルト」【最新軽自動車 車種別解説】
エクステリア
撮影車はメッキフロントグリルや紺色とホワイトルーフといった専用装備が与えられた特別仕様車「MODE 」。カタログモデルの最上級グレードはアルミホイールを標準装備する。最小回転半径は4.4m。インテリアもインパネをカフェのカウンターのように木目調パネルで仕上げるなど、お洒落にまとめ上げた。ほかにもメーターやランプの内部などにラパンの車名の由来でもあるウサギのマークをあしらうなど、女性の心をつかむ工夫が盛り込まれている。
インストルメントパネル
メーター内の液晶ディスプレイでは、ウサギのキャラクターが動くオープニングアニメなどが楽しめる。ノーズ視認性も上々。取り回しやすいコックピットだ。ヘリンボーンウッド調の加飾パネルは、特別仕様車の専用装備。フロントシートもカフェのソファのようなフカフカのベンチシートを採用。ホールド性はイマイチだが座り心地は良く、くつろげる車内をつくり上げた。後席はハイトワゴンほどの広さはないが、頭上や足元は意外に広く、後席も居心地は良い。
居住性
後席前席サイズに余裕のある前席は、運転席シートヒーターが全車標準装備。「X 」や「MODE」には助手席シートヒーターも備わる。開口部形状が適切で乗降性も良好だ。エンジンは自然吸気のみだが車両重量が軽いため力不足を感じることはない。市街地走行では排気音が抑えられているから静粛性も高い。サスペンションは街なかを重視したソフトな設定のため乗り心地は良好。 ステアリングの応答性もマイルドな のでリラックスして運転ができる反面、山道ではクルマの動きに一体感がなく、車体のブレが大きく感じる。
うれしい装備
助手席側にふたつの引き出しがある のがかわいい。大きめの引き出しは ティッシュボックスにちょうど良い。センターロアトレーは、充電用ケーブルが取り回しやすい配置で、スマートフォンの定位置となるだろう。小物入れを兼ねるフロントのセンターアームレストは剛性感もあって身体を支えやすい。全車に標準装備。月間登録台数 1816台(21年8月~22年1月平均値)現行型発表 15年6月(一部仕様変更 20年10月)WLTCモード燃費 25.2km/l ※FF車
ラゲッジルーム
通常時後列格納時運転席からの視界が開けており、斜め前方の死角も少ないので運転に不慣れな初心者でも楽に取り回すことができる。最小回転半径も4.4mと小さいから、最も運転がしやすい軽自動車と言えるだろう。扱いやすく、愛着の湧くキュートな軽自動車に乗りたい人には最適だ。
※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.140「2022年軽自動車のすべて」の再録です。
▶︎ http://motorfan-newmodel.com/integration/140/
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ホンダが斬新デザインの新型「SUV」実車展示! コの字ライト&ファストバック採用で迫力凄い! 「N群」を広州で披露
えっ…なぜ「パトカー」に採用? 遭遇したらビックリ!? 意外過ぎるクルマ達が凄かった!
6速MT搭載! トヨタが特別な「FRスポーツカー」初公開! 超スポーティな「専用カラー」採用モデルの正体は!? 独モーターショーでお披露目
ド迫力の新型「“軽”SUV」正式発表! アンダー250万円のブラーバ「イオ」! スズキ「ハスラー」ベースのカスタムマシン登場
“丸目”の超レトロ「軽自動車」が衝撃すぎる!「旧車デザイン」なのに“新車”で購入可能!? めちゃ可愛い「謎のクルマ」正体とは
みんなのコメント