歴代の“86”をイッキ乗りするイベント「86 WINTER FESTIVAL」が、富士スピードウェイを舞台に開催された! 参加したサトータケシがリポートする。先導車として用意されていた「セリカ・リフトバック」を試乗した。
生き物と接しているような気分
“昭和の名優”を今、味わう──トヨタ・セリカ・リフトバック試乗記
幼少期のヒーロー、セリカ・リフトバック2000GTは、今、見ても格好よかった。むしろ、スリークなボディやルーフからテールゲートに至る優雅なラインなど、ゴツいSUVが増えたいまだからこそ、ハンサムに見える。たとえて言うなら昭和の名優、佐田啓二のように上品でクールだ。
富士スピードウェイホテルとTOYOTA GAZOO Racing、そしてVintage Club by KINTOの3社によるコレボレーション企画「86 WINTER FESTIVAL」のおかげで、憧れだった“エルビー”に生まれて初めて乗るチャンスがやって来た。テンションがアガる。
興奮気味にドアを開けて、ドライバーズシートに収まる。センターコンソールの3連メーターがスポーティな雰囲気を醸し出していて、その下に位置するアナログチューナーのラジオもいい味を出している。
クラッチを踏んで、エンジンを始動。ふたつのキャブレター(ソレックス)が燃料を供給する18R-G型2.0リッター直列4気筒DOHCエンジンは、ほんのわずかにグズった後に、轟音とともに目覚める。最初の数秒こそ、ブスブスと気難しい仕草を見せたけれど、何度か軽くアクセルペダルをあおると、次第にアイドリングが落ち着くようになる。
シフトレバーを1速にシフト、シフトストロークはそこそこ大きいけれど、シフトゲートには節度があって、シフトフィール自体は悪くない。少なくとも、シフトミスをするおそれはない。
クラッチをミートし、発進して感じるのは、低回転域のトルクが豊かなこと。もうひとつ、回転を上げていくときの音に迫力があることがうれしくて、最初の数十メートルでドバっとアドレナリンが出る。
エンジンが暖まるのと同時に排気音から雑味がなくなり、キャブレターで燃料を供給するエンジンの奥深さを感じる。生き物と接しているような気分だ。
▲試乗記の続きはこちら→
文・サトータケシ 写真・小塚大樹 編集・稲垣邦康(GQ)
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