11月9日(日)、愛知県と岐阜県を舞台に行われた2025年WRC世界ラリー選手権の第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2025』の最終日が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がリードを守り切って総合優勝を飾った。総合2位にエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)、総合3位にサミ・パヤリ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が入り、トヨタが母国ラリーで表彰台を独占した。
デイ3のリタイアから再出走を果たした勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、この日のスペシャルステージ17および18として2度行われた『岡崎スーパー・スペシャルステージ』で連続トップタイムを刻む活躍を見せ、最終的な順位はクラス7位となった。なお、日曜のみのタイムで競われるスーパーサンデーではオジエが1位を手にしている。
【最終結果】2025年WRC第13戦ラリージャパン パワーステージ後
■勝田貴元が岡崎ステージに集結した観客を前に躍動
2022年の開催以来4年連続の実施となったラリージャパン。迎えた大会最終日は雨に見舞われ、スペシャルステージ(SS)は愛知県の額田、三河湖、岡崎でそれぞれ行われた。なかでも岡崎中央総合公園で行われたスーパーSSには、強い降雨に見舞われながらもたくさんの観客が訪れ、敷地内の特設コースでタイムアタックが行われた。
また、デイ3午前まで僅差で優勝を競っていた勝田は、その後のクラッシュによって起きたマシントラブルを抱えたのちにデイリタイアとなっていたが、チームによるマシン修復を受けて再出走した。
この日は、ターマック(舗装路)でのハンコックのウエットタイヤがシーズン初投入となったなか、1本目のSSである『額田1』から、総合3番手を走っていたアドリアン・フルモー(ヒョンデi20 Nラリー1)のクラッシュが発生。クルー両名は無事だったものの、この時点でリタイアが決まり、代わりにフル参戦1年目のルーキーであるパヤリが表彰台圏内に浮上した。
1本目ではヒョンデ・シェル・モービスWRTのオィット・タナック(ヒョンデi20 Nラリー1)がトップタイムを記録し、一行は続くSSの『三河湖1』へ。こちらもウエット路面で滑りやすいコンディションながらのアタックとなり、トップのオジエを筆頭に、エバンス、勝田、カッレ・ロバンペラとトヨタ勢が上位を占める結果となった。
11時ごろになると岡崎中央総合公園に各マシンは集合し、敷地内の特設コースでSS17およびSS18として2回のアタックを実施。岡崎名物の八丁味噌に由来する味噌桶のまわりをドーナツターンするコースを駆け抜け、集まった大勢のファンに興奮をもたらした。さらにトップタイムを刻んだのは勝田。地元のヒーローの快走に多くのファンから拍手が上がった。
その後公園内の駐車場に用意されたタイヤ・フィッティング・ゾーンにて15分間の簡単なマシン整備が行われたのち、午後の再走ステージへ。『額田2』と『三河湖2』で総合順位とスーパーサンデーを賭けた戦いが白熱した。
■最終パワーステージはトヨタ3台の熾烈なタイムバトルに
ステージ2本を残した段階で首位オジエと2番手エバンスのタイム差は11.5秒。簡単に埋まる差ではないがミスができない状況で、さらにふたりはポイントランキング首位を競っているため、この時点で1.8秒差となっていたスーパーサンデーも互いにこぼせない。
危険なウエットコンディションながらもプッシュ必須の戦いとなったSS19『額田2』は、午前ステージで5番手だったオジエが本領発揮のトップタイム。エバンスを3.2秒突き放してプレッシャーを与える走りを見せた。
そして迎えた最終パワーステージ『三河湖2』。上位5台にボーナスポイントが与えられるため、是が非でも上位に入りたいステージとなるが、ふたりのアタックを残した段階ではロバンペラが暫定トップに立っていた。
そこで後からコースインしたエバンスがセクタータイムを更新する鬼神の走り。ロバンペラを9.3秒突き放す攻めの走りでトップタイムを塗り替えると、追うオジエもセクタータイムをわずかに更新。最終的には0.1秒差でオジエが上回るタイムをマーク。総合結果と合わせてスーパーサンデー、パワーステージの完勝を飾った。
8度のWRC王者であるオジエのラリージャパン勝利は、札幌市を拠点に開催されていた2010年大会にまでさかのぼるため、15年ぶりの日本大会制覇となった。さらにポイントランキングではオジエが1大会で獲得可能な最大ポイントである35点を手にしたことで、首位エバンスとの得点差は3点にまで縮まることに。最終戦ラリー・サウジアラビア(11月26日~29日)の戦いも引き続き熾烈なものになりそうだ。
[オートスポーツweb 2025年11月09日]
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みんなのコメント
本日は最後まで全力で闘ったその姿にファンも救われた
思いでしょう。お疲れ様です。今後に期待しております。