ウイリアムズ・レーシングは、6月19日、チーム代表ジェームズ・ボウルズとの契約を長期にわたり延長したことを発表した。具体的な契約期間については明かされていない。
メルセデスで戦略ディレクターを務め、タイトル獲得に貢献してきたボウルズは、2023年にウイリアムズに加入し、同チームの48年の歴史における3人目のチーム代表に就任した。F1で20年以上のキャリアを持つ彼は、ウイリアムズを再び優勝争いができる位置に戻すため、チームの全面的な改革を先導してきた。
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オーナーのドリルトン・キャピタルの長期的な支援のもと、グリッド最前線への復帰を目指し、チームは適切な人材、技術、インフラへの投資を進めている。2025年にはタイトルスポンサーとしてアトラシアンと契約、ドライバーラインアップは、アレクサンダー・アルボンとカルロス・サインツという実力者を揃えた。
こうした取り組みにより、ウイリアムズは今季非常に好調なシーズンを送っており、10戦終了時点でコンストラクターズ選手権で5位に浮上。ポイントは、過去3シーズンの合計ポイントを上回る55ポイントを獲得している。
チームは、「今回の発表により、ウイリアムズが再び選手権争いに挑むために必要な安定したリーダーシップを確保したことになる」と述べている。
アトラシアン・ウイリアムズ・レーシングおよびドリルトン・キャピタル会長マシュー・サベージは、「ジェームズがアトラシアン・ウイリアムズ・レーシングとの新契約にサインし、我々とともにこの使命を完遂する未来を約束してくれたことを、非常にうれしく思う」とコメントした。
「彼は、ウイリアムズを表彰台の頂点へと戻すという課題に対して、経験、エネルギー、戦略的リーダーシップをもたらしてくれた。まだその地点には到達していないが、グローブにおける勢いは確かに感じられる。これからの展開に大いに期待している」
ボウルズ代表は、新たな長期契約について、次のように語った。
「アトラシアン・ウイリアムズ・レーシングとの新契約にサインできたことを非常にうれしく思う。このチームは、私が最初に足を踏み入れた瞬間から、自分の居場所だと感じさせてくれた。すでに、この象徴的なチームは私に素晴らしい思い出を与えてくれている」
「そして、我々は全員、遺産の上にさらに築き上げ、再び世界選手権を制覇するという野望において団結している。この2年間、我々は基盤を修復することに集中してきた。そして今や、これから栄光を目指すための土台が整ったといえる」
[オートスポーツweb 2025年06月20日]
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