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中古車はいまだに高価格!! 現役オーナーが初代[N-BOX]を激推しする理由を暴露!!!!

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中古車はいまだに高価格!! 現役オーナーが初代[N-BOX]を激推しする理由を暴露!!!!

 キャッチコピーは、ニューネクストニッポンノリモノ。車内空間が広く燃費や走行性能がよいスーパーハイト軽自動車で、ファミリー層を筆頭に絶大な支持を受けているN-BOXがデビューしたのは、2012年のことだった。そんな初代N-BOXを溺愛する理由を、現役オーナーが語る!!

文:中谷明彦/写真:HONDA、ベストカーWeb編集部

中古車はいまだに高価格!! 現役オーナーが初代[N-BOX]を激推しする理由を暴露!!!!

【画像ギャラリー】オシャレ空間でホノボノ!! [N-BOX JOY]はまさに走るインテリアだ!!(18枚)

■軽自動車界に革命を起こした名車

軽自動車とは思えない、広い室内空間が多くの人を惹きつけることに

 ベストカー読者のみなさんには、あまり知られていないだろうが、実は自家用車としてN-BOXを所有している。他にもジープ・ラングラーPHEVがあるので、近所や都内を回る時はN-BOX、雪山や試乗会など遠出をするときはラングラーと使い分けているのだ。

 そのN-BOXは初代。といっても2017年式なのだが、それはかなりこだわって探した。初代N-BOXが登場したのは2012年。スーパーハイトのトールデザインを採用して軽自動車とは思えぬ広い室内を実現し、後席左右にスライドドアを採用。

 インテリアの作り込みは軽自動車とは思えぬほど上質で、その年の日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)では10ベストに選出されたほどだった。

 N-BOXの仕上がりの良さに、同じホンダ販売店で売られている「フィット」の行末を案じたが、軽自動車界に大きな衝撃を与えたのは間違いない。しかし、当時は即購入には至らなかった。度々広報車を借りて走りまわり、気になった点を広報担当に伝えるなどして、自分好みのN-BOX登場を期待したのだ。

 そして2016年に、初代N-BOXの最終進化型が登場。期待に応てくれる内容で、購入意欲もMAXだったが、なんと2017年にフルモデルチェンジをするという情報が。これは新型を待って判断する方が得策だと考え、新型の登場を楽しみに待つことにした。

【画像ギャラリー】オシャレ空間でホノボノ!! [N-BOX JOY]はまさに走るインテリアだ!!(18枚)

■2代目の購入を検討も心に刺さらず

デザインはキープコンセプトだが、軽量化やユーティリティの一新など、細かい箇所に手が加えられている

 2017年、2代目N-BOXが登場したプレス試乗会へ早速出かけた。基本的なパッケージングはキープコンセプトだが、外観のスタイリングやダッシュボードデザイン、ユーティリティなどは一新された。モノコックボディだけで80kgも軽量化され、車体全体では150kgも軽くなった。

 装備や使い勝手も向上し、この年のCOTYでは本賞に推挙し10点の最高点を配したのだ。残念ながら大賞とはならなかったが、10ベスト中5位にランクインし、軽自動車としては最高位となったのだ。

 富士スピードウェイで開催されたCOTY 10ベスト試乗会場で、当時F1に参戦していた「スクーデリア・トロロッソ」のレッドブルカラーにカラーリングされたN-BOXが飾られていたが、その企画を提案したのは僕だった。

 それほどN-BOXを高く評価したのだが、この時点でも新型は購入しなかった。新型は良く出来ていたが、実は操縦性の面で若干不満もあったのだ。タイヤとのマッチングも含め、全体的にソフトな乗り味となり、快適性は向上していたが俊敏性が低下していた。

 2017年の初代最後期モデルでワインディングを走って得た感動が消えてしまっていた。加えて価格も高騰。フル装備の新車を購入しようとすると300万円に限りなく近い。そこで、やはり2017年式初代最後期の中古車を探し始めた。

【画像ギャラリー】オシャレ空間でホノボノ!! [N-BOX JOY]はまさに走るインテリアだ!!(18枚)

■価格が下がらないのも納得の仕上がり具合

N-BOXカスタムターボの中古車価格は、今でも150円ほどで販売されている

 しかしN-BOXは中古車市場でも超人気で、なかなか希望の個体が見つからない。2017年式に一番こだわる理由は前席左右にシートヒーターが装備されることだ。これが必須条件となるとグレードはカスタムかG。エンジンはターボ付きだ。その他デザインや仕様・装備を考えると「ターボカスタムG  Lパッケージ」で2トーンカラーが最終選択肢となる。

 ターボエンジンは、その後レッドブルF1とマックス・フェルスタッペンを世界王者に導くホンダF1パワーユニットを開発した浅木泰昭氏が手がけたもので、アクセルワークでターボ過給とCVTのロックアップを自在に操れる高特性のものだ。

 カスタムはバネレートが高く、コーナリング姿勢はフラットで安定しており、アジリティに富んだ操縦性と評価していた。

 今所有している個体にようやく辿り着いたのは2021年のことだ。走行距離1.6万kmと少なく、2トーンカラーの車体も室内も綺麗だった。ただ価格は4年経っていても150万円と高額だったが、手遅れになる前に購入したのだった。

 この初代最終型N-BOXターボカスタムG Lパッケージ、実は今でも人気が高く100万円前後の価格のまま推移している。

 テストコースで試したのだが、最高速は140km/hを余裕でだせ、100km/hのクルージングも静かで快適。狭い道での取り回し性もよく、介護が必要な母の送迎にも活躍した。この車を超える魅力を持った軽が登場するまで、まだまだ手放す気はない。

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みんなのコメント

13件
  • Prelude
    初代のN-BOX乗ってたけど、うるさいよ。遮音がなってないし、エンジン音もうるさい。他が良くできているだけにもったいない。
  • reg*******
    >N-BOXカスタムターボの中古車価格は、今でも150円ほどで販売されている

    本体価格150円なら素晴らしく安いナマポカーじゃないか。(もちろん脱字であることは百も承知)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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