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【金子浩久のくるまコンシェルジュ】メルセデスAMG「G 63」

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【金子浩久のくるまコンシェルジュ】メルセデスAMG「G 63」

最近のクルマの多機能、高機能ぶりには眼を見張るばかり。特に、運転支援技術やパワートレインの電動化、インターネットへの接続などは、どれもこれも新しいものばかり。新しいから、その更新ぶりも日進月歩。「そんなことまでできてしまうのか!?」と、日頃から多くのクルマを取材している専門家でさえも驚かされてしまっている。

 まだまだ馴染みの薄い新技術や走りっぷりを自動車評論家の金子浩久が相談者とともに運転しながら試し、その効能と真価を探っていこうという読者参加型企画です。

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◎今回の相談者  KSさん

◎今回のクルマ  メルセデスAMG「G 63」

 KSさんは、50歳代。外資系企業勤務。2013年式アウディ「S6アバント」を新車で購入して現在も所有。クルマの使い途は、片道約50kmの通勤の他、オフタイムのゴルフや妻とワンコ2匹と一緒に東北や四国への長距離ドライブ旅行を楽しんでいるという。

 今回、コンシェルジュを訪ねた目的は2つ。SUVに買い替えようかと検討していることと、その際には運転支援機能に代表される最新の安全装備が充実しているクルマを選びたいが、それらがどのようなものなのかを運転して体験してみたいというものだ。

 最初にKSさんからSUVについて相談を受けたのは、メルセデス・ベンツの「Gクラス」がフルモデルチェンジをした時のことだった。

「カネコさん、新しいゲレンデは乗りましたか?」

 アウディ「S6アバント」から最新のSUVに乗り換えようか、どうしようか考えているという。KSさんは「S6アバント」の前もアウディ車を4台を乗り継いできているから、SUVに興味があるのならば「Q7」や「Q8」など、同じアウディ車の中から検討するのがスムーズではないのか?

「ええ。でも、アウディのSUVは好みのモデルと仕様が日本仕様には設定されていなくて、食指が動かないんですよ」

 なるほど。よくある話だ。新車を購入する際には、ボディーカラー、内装、装備、オプションなどを選ぶことになるのだが、その場合にさまざまな制約が伴うことが多い。

 例えば、あるクルマにはパワートレインの違いでAとBとCというグレードが設定されているとしよう。AやBほどのハイパワーは要らないからCで十分、とカタログを見較べたとする。しかし、悲しいかな、運転支援機能のACCやLKASなどはAに標準で装備され、Bではオプション装備として設定されているのに、Cではオプション装備としても選べず装着することができない。

 ACCやLKASはとても大切な機能なのでパワートレインはCで十分なのだが、妥協してBを選び、ACCやLKASなどをオプションに選んだとする。
 それで決定かと思って、カタログをよく見ると家族が装着を強く希望しているシートヒーターは、Aでないとオプションでも選べなかったりする。

「僕が買って乗りたい仕様と、アウディがQ7とQ8に設定している仕様がことごとく違っていて、まったく噛み合わなかったんです」

「Q7」や「Q8」のような高級SUVになると、装備の数も豊富になり、理想的には1台ずつ顧客の注文によって仕様を作り上げていくことができればいいのだが、増えてきているとはいえ日本市場では一部のブランドに限られている。

 一部のブランドのサイトに設けられている「コンフィギュレーター」という機能を用いて注文すれば、グレードに囚われることなく、機能や装備などを自由に組み合わせられる。

 僕も自分の「718ボクスター」を注文する時には、これを使って注文した。ただし、ネックは注文から納車までに時間を要することだ。僕の場合は8か月もかかった。

 KSさんが買いたいような仕様がなかったので、そのことをディーラーの担当者に伝えると、モデルチェンジしたメルセデス・ベンツの「Gクラス」を勧められたというわけだ。なぜ、アウディのセールスマンがライバルであるメルセデス・ベンツを勧めたのかというと、どちらのディーラーもヤナセが経営しているから、どちらに乗り換えてもらっても最終的には一緒だから、というオチが付いていた。セールスマンのトークは、次のようだった。

「Gクラスは人気が高くて値落ちが少ないから、とりあえずGクラスを買って、中継ぎで乗っておいて、その間にQ7やQ8などのマイナーチェンジを待ったらどうでしょう? SQ7やSQ8などの新しいSUVも登場するかもしれませんしね」

 現実的と言えば現実的だし、値落ちが少ないとは言ってもゼロではなく、頻繁に乗り換えてもらえばディーラーの売り上げは上がるわけだから……。

「僕自身、今までは短い感覚で乗り換えることが多かったですね」

 アウディの前はホンダを乗り継いでいた。

「セールスマンの提案にも一理あると思いましたが、自分の年齢的なことを考えると、これからは今までのように頻繁に乗り換えるのではなくて、気に入った一台とじっくりと付き合いたいとクルマへの向き合い方も変わってきていますから、提案を受け入れようかどうか迷っていたんです」

 実際に、KSさんが「S6アバント」に、7年乗り続けているのは大いに気に入っているからだった。ただ、ACCやLKASのような運転支援機能が付いていない。タイミング的に、それらが装着されるギリギリ手前の時代だった。

 車間距離に関係なく一定速度で走り続けるだけの従来型のクルーズコントロールは装着されているのだが、それとACCとでは天と地も違うらしいからと知ったことが、今回のSUVへの乗り換えの強いモチベーションとなっていた。「Gクラス」は、そのセールスマンの勧めで旧型に試乗することができた。

「モッサリしていたので、食指は動きませんでした」

 立って歩けないくらい過酷なオフロードを走破することを第一の目的に40年も昔に開発されたのだから、舗装路を走ったらモッサリしているように感じられても仕方がない。

 新型へモデルチェンジして、そのセールスマンが「新型は旧型と違ってキビキビ走るし、乗り心地も良くなりましたよ」と連絡してきたのがキッカケとなった。

 新型となった「Gクラス」は、見た目こそ意図的に旧型のイメージを残しているが、フロントサスペンションが独立式となり、シャシーが全面的に刷新されたことで、走りっぷりと乗り心地は別物に生まれ変わった。それは間違いないのだけれども「Gクラス」固有の強烈な個性は依然として残っていた。

 個性というのは「Gクラス」の出自によるものだ。40数年前にNATO(北大西洋条約機構軍)の要請によって、軍用車として世に出たGクラスはその完成度の高さから“民生用”にも販売されることになった。

 とは言っても、こんにちのように大都会の真ん真ん中でセレブに乗られることが想定されていたわけではもちろんない。自然の中での土木、建築業や林業、農業などの過酷な仕事のために「Gクラス」の持つ卓越した悪路踏破力が期待されていた。

 大都会どころか、舗装路で使われることなど、二の次、三の次に考えられていた。この点は、SUVという言葉と概念ができる前から存在していたジープやランドローバー、トヨタの「ランドクルーザー」なども事情は変わらない。

 今回は、その「Gクラス」に一緒に乗ってみようと試乗車を手配したのだが、特別モデルとも言えるメルセデスAMG「G 63」しか借りることができなかった。「Gクラス」には、3.0ℓ直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載する「G350d」と、4.0ℓV型8気筒ガソリンエンジンを搭載する「G550」がラインナップされており、それらの斜め上に特別モデルとも呼ぶべき、この「G63」が控えている。

「G63」は、メルセデス・ベンツ各車よりも高性能で豪華なブランド“AMGによるGクラス”という位置付けとなる。「G550」と同じように4.0ℓV型8気筒のガソリンエンジンを搭載するのだが、同じなのは形式だけで、「G63」はそこから585馬力ものハイパワーを発生させている。

「G550」の422馬力がモノ足りなく思えてしまうが、「G63」が飛び抜けて力持ちなのである。それに合わせて285/45R21という薄くて太いタイヤを履き、それらを覆うオーバーフェンダーがバンッと張り出している。

「スゴいですね~」

 間近に見る「G63」の迫力にKSさんも圧倒されている。

「中もスゴいですね~」

 シートやドア内張りは黒と赤の革のコンビネーション。黒い部分の縫い目は赤いステッチだったり、赤い部分はダイヤモンド柄に縫い込まれていたりしていてゴージャスだ。

 他にも、カーボンパネルや「Burmester」ブランドの高級オーディオなど、軍用車が出自だとは思えないほどの豪華&高級なインテリアだ。ダッシュボードのアナログ時計はスイスの高級時計ブランドIWC製だ。

 インテリアは眼を見張ってしまうほどだが、それらはシートに座らないとよく見えない。なぜならば、着座位置がとても高いのだ。頑丈なフレームの上にボディーが載せられる構造となっているため、車室はかなり高い位置にある。

 セダンを基準として考えると、ミニバンが少し高くなり、SUVはさらに高くなる。悪路で路面の凹凸や障害物を避けるために最低地上高を高く設定する必要があるためだ。「Gクラス」はSUVの中でも最も高いものの1台だ。だから、天井のグリップなどをつかみながら“よじ登りながら”乗り込まないとならない。この点なども「Gクラス」独自の個性だ。

 いつもの国道から、高速道路に向かった。国道には路面の舗装が荒れているところがあって「S6アバント」の硬めのサスペンションではショックを吸収し切れず、強く揺すられるという。

「G63」も585馬力のハイパワーを受け止めるために足回りは強化されている。そこを通ると、揺すられはしたがキレイに角が丸められていて、不快な突き上げやショックは抑え込まれていた。

 あり余るパワーで国道の流れをリードしつつ、高速道路へ。

 飛び抜けて高い姿勢のまま怒涛の加速で進んでいく。巧みに抑え込まれているとはいえ、前後方向へのボディーの揺れは小さくはない。長距離を走る場合は気になるのではないか。

「僕は、それほどは気にならないですね」

 気になると言えば、「G63」にはKSさんが今回の買い替えに際して最大限に期待している運転支援機能であるLKAS(レーンキープアシストシステム)が装着できないことだ。

「LKASが装着できないのなら、買い換える対象に含めるのは厳しいかもしれませんね」

 やはり、ここでも「Gクラス」の出自の根本が足かせとなっている。ただし、ACCは設定も行いやすく、表示も大きく見やすい。高速道路を降りて、山道を上っていく。途中に、オートバイでの暴走をさせないための“ハンプ”という凹凸を付けた舗装路面があるが、「G63」はそこも多少の上下動を伴いながらショックの角を丸めるようにイナしながら走りきってしまった。



 頂上の駐車場で運転を代わった。

「天井が高くて、車内が広いのはイイですね。着座位置が高くて、運転中の見晴らしがいい」

 来たルートを戻る。

「高い位置に座っているから、クルマ酔いするかなと心配していましたが、大丈夫ですね」

 KSさんはG63を慎重に運転して山道を下っていく。

「左ハンドルは久しぶりなので、緊張します」

「Gクラス」では、「G350d」が右ハンドル、「G550」が左、「G63」は左右から選べる。

「コーナーで大きくロールするのかと思ってましたけど、引き締まっているんですね」

 山を降り、国道を走って高速道路に乗る。

「このクルマほどじゃないですが、S6もV8でパワーがありますけれど、フルに出し切ることがまずありませんから、僕には宝の持ち腐れになっちゃいますね」

 40歳代中頃ぐらいまでは“速さ”に惹かれていたが、年齢を重ねるごとに、それは薄れていいった。その気持ちには僕も同感する。

「ディーゼルのG350dに乗ってみたかったですね。こんなにアグレッシブなエンジンが載ったクルマは、メルセデス・ベンツではなかったとしても選ばないと思います」

「G63」は、オフロードでの悪路踏破力を第一に開発されたGクラスの中でのあくまでも“特別版”だ。「過剰と過激」で世界中のファンを惹き付けている。好きな人にはタマラない魅力を備えているのだが、KSさんの今回の買い替えテーマにはマッチしない。

「知り合いには、GクラスだけでなくGLSやGLEなどのメルセデス・ベンツのSUVに乗っている人がいて、その良さは耳に入っているんですよ。走りや乗り心地の良さはもちろんのこと、“ハイ、メルセデス”で呼び出す音声操作とかも、すごく便利だと」

 しかし、その“ハイ、メルセデス”と呼び出す自然対話式音声機能を含む革新的なインフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンス)」もまた「Gクラス」には装備されないのだ。

「Gクラス」は、たしかにフロントサスペンションの独立化やシャシーの全面刷新が行われてその進化は著しかった。そして、「G63」の怒涛の加速や豪華な内装などには驚かされたが、最新の運転支援機能やインフォテインメントシステムを求めるKSさんの目的を果たすことはできない。下取り価格は高いのかもしれないが「G350d」を選んだとしても、それは変わらない。

 これはKSさん一人だけに言えることではなくて、運転支援機能やインフォテインメントシステムなどが果たす役割が、現代のクルマ選びでは決定的に重要になったということの何よりもの証左となるのだろう。

◼︎関連情報
https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/g-class/g-class-suv/explore.html

文/金子浩久(モータージャーナリスト)

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  • 350d、400dは4年待ちに突入するため今月でヤナセ、シュテルンともに予約打ち切りです。買うならお早目に
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