車高の増加を抑えて積載量を確保するルーフレール用のフラットデッキベース
トヨタ「ランドクルーザー250」のような全高の高いSUVでルーフラックを追加すると、立体駐車場の高さ制限がネックになる。そんな課題を解決するため、カーメイトのブランド「INNO(イノー)」から「フラットデッキベース ルーフレール用 137M(XL504)」が発売された。ルーフレールへ直接取り付けて高さを抑え、各種アタッチメントも装着可能な新アイテムの実像を紹介する。
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ルーフラックの装着による車高アップの悩みを解消する
ルーフラックを選ぶ際、積載量やデザインだけでなく装着後の全高が重要になる。ランドクルーザー250のような大型SUVの場合、ルーフ上にキャリアを追加すると車両の高さが増す。
キャンプ道具などを積載できる反面、立体駐車場などでは高さ制限の確認が必要だ。そこで、できるだけルーフに近い位置へラックを取り付けたいというニーズに着目して開発された。
従来のルーフラックのようにフロアパネルを高く持ち上げる構造ではない。ルーフとフロアパネルのクリアランスを小さくするローダウン設計を採用している。
フラットな形状も相まって、ラックを装着しながら車高の増加を抑える。カーメイトによれば、ランドクルーザー250装着時の高さを2.1m以下に抑えることを狙った製品である。これにより、ルーフラックを装着したままで入れる自走式立体駐車場の大幅な増加が見込める。
フラットなデザインを採用してルーフとの一体感を高める
フラットデッキベースの大きな特徴は、立ち上がりのないフラットなデザインだ。一般的なルーフラックに見られる側面部の立ち上がりを設けていない。
低く抑えたフロアパネルによってルーフとの一体感を高めている。ランドクルーザー250のような角張ったSUVとの相性もよく、ルーフまわりのスタイルを崩しにくい。
サイズは全長1369mm、全幅1288mm、高さ97mmである。重量は13.4kgで、最大積載量は75kgに設定されている。
Tスロットを装備してベースキャリアとしての拡張性を持たせる
さらに、単なるルーフデッキとしてだけでなくベースキャリアとして使える点も特徴だ。フロアパネルにはシステムキャリアと同様のTスロット(T字形の溝)を備えている。これにより、キャンプ用品の積載からウインタースポーツ用のアタッチメントへ変更するなど、季節や用途に応じた拡張性を確保している。
穴あけ加工を必要とせず専用ステーで確実に固定する
SUVのルーフをカスタムする際、車両への加工が懸念される。しかしフラットデッキベースは穴あけなどの加工を必要とせず、ルーフレールへ専用ステーで取り付ける構造を採用した。
ステーのストラップにはエラストマー被覆が施され、車両への傷付きにも配慮されている。さらに、ルーフ上で組み立てながら取り付けられるため、広い作業スペースがなくても設置しやすい。
ランクル250をはじめとする様々なルーフレール車に対応する
適合については、ランドクルーザー250専用ではない。2026年7月時点の代表適合車種として、150系「ランドクルーザープラド」やスバル「フォレスター」「クロストレック」などが挙げられている。
大型SUVで積載性を高めつつ、街中での使い勝手やスタイリングを犠牲にしない。実用性とデザイン性を両立させたルーフキャリアのひとつの最適解である。
積載量と低さを両立させてSUVの利便性を飛躍的に高める
ルーフラックはアウトドアを楽しむSUVにとって非常に便利な装備だ。一方で、荷物を載せるためのスペースを追加するほど、車高の増加という課題が生じる。今回のフラットデッキベースは、車高を極力増やさずにルーフを活用したいという悩みに対する明確な答えとなっている。
ローダウン設計による低いシルエット、フラットなデッキ、Tスロットによる拡張性、そして穴あけ加工を必要としない取り付け方法。大型SUVでキャンプやアウトドアの積載性を高めながら、街中での使い勝手やスタイリングを犠牲にしない、優れた実用性を備えたルーフキャリアである。
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