■前年比1万5000人増!
リアルでの開催が30回目となった「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」が5月24日~26日、横浜市のパシフィコ横浜で行われました。
【画像】大盛況! 人とくるまのテクノロジー展2023YOKOHAMA 各ブースの様子を見る(全76枚)
会場では、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、SUBARU、ダイハツ、スズキなど完成車メーカーが最新車両や最新技術の展示を行ったのはもちろん、商用車メーカーであるいすゞや日野、またティア1/ティア2の部品サプライヤーや材料資材メーカーなど、計499社が出展し、多彩な展示を繰り広げました。3日間の合計来場者数は延べ6万3810人で、3年ぶりのリアル開催となった昨年と比較して1万5000人以上も増えるという盛況ぶりでした。
■クルマの中でゆりかごのような寝心地
このうち、トヨタ紡織(愛知県刈谷市)のブースでは、初出展の「MaaSライドシェア空間コンセプトシート『MX Prime』」などが紹介されました。
「MX Prime」は、特定条件下でシステムがクルマの運転をすべて担う「自動運転レベル4」での採用を想定して、同社が開発した車室空間「MX221」の最上位グレードシートです。短時間で快適な仮眠に誘導するシステムのほか、パーソナル音響やリフレッシュ機能などを搭載しています。
実際に「MX Prime」に座ってみると、シートは見た目よりも広く、包み込まれているかのような感覚になります。車内での過ごし方によって複数のモードを設定でき、仮眠などに適した「リラックスモード」に設定すると、「ミストジェネレーター」からアロマが噴出され、顔の周りにふんわりと香りが漂い、シートヒーターによってシートがあたたかくなります。
シートを倒すと、シートがゆりかごのように揺れ、目を閉じるとそのまま眠ってしまいそうな心地よさ。この寝心地の良さは、米航空宇宙局(NASA)が開発した「ゼログラビティ姿勢理論」とトヨタ紡織が培った乗り心地の考え方を融合させた「クラウドスイングシート」によるもので、シートの動きをモーターで緻密に制御することで、穏やかで優しい揺れを実現しているそうです。
目的地が近づいた際、ゆっくりとシートを起こす機能もあり、首元には冷たくやわらかい風が吹きつけてきました。この風によって気持ちのいい目覚めを実現することができるとのことです。
忙しいビジネスパーソンなら、「ビジネスモード」に設定して、付属のキーボードとモニターを使って、移動中快適に仕事をすることもできます。まさに近未来の「極上の移動空間」といえそうです。
トヨタ紡織のブースではほかに、「タッチセラピー」のセラピストが優しく肩をさする触感と動きを再現したリラックスシート「Remote Touch Therapy(リモート タッチ セラピー)」(初出展)や、同社のコア技術を生かした燃料電池「FCモバイルバッテリー」、座面長の調整量が従来型より増すなどした「LEXUS新型RXフロントシート」、高耐衝撃性透明バイオポリマー(強度に優れた透明な植物由来樹脂)なども紹介していました。
※ ※ ※
人とくるまのテクノロジー展2023 は、次回は名古屋会場での実施が予定されており、オンラインステージは6月28日(水)から7月19日(水)まで、展示会は2023年7月5日(水)から7月7日(金)まで愛知県常滑市のAichi Sky Expoで行われる予定です。
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みんなのコメント
その移動車内で仮眠したり本読んだり
PC作業したりする感覚が分からない。
だったらタクシーなどを自動運転化し、それに乗った方が良いと思うんだけど。
だからリッチ系のクルマの人は
ちゃんとテント張ってますよ
車中生活は安い軽ワゴン