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「いつかはアルファード?」 大型で高価なミニバンが売れ続ける理由とは

■高級ミニバン「アルファード」なぜ売れる?

 国内の新車市場では、軽自動車を除くと「コンパクト」、「エコ(ハイブリッド)」、「エントリー価格が100万円から200万円台」という要素を持っているクルマが販売台数の上位にランクインしています。

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 そのなかで、トヨタ「アルファード」は、ラージサイズミニバンでエントリーモデルが300万円台と、売れる要素を満たしていないものでも、売れ筋上位に位置しています。なぜ、高級ミニバンのアルファードは、これほどまでに人気なのでしょうか。

 アルファードは、初代モデルの発売開始から2019年で17年を迎え、いまや国内における高級ミニバンの地位を確立しています。

 2019年11月の登録車販売台数におけるミニバンジャンルでは、トヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」といったコンパクトかつ100万円台から設定されている車種に次いで、アルファードがランクイン。

 アルファードは、標準仕様/カスタム仕様やガソリン車/ハイブリッド車、7人乗り/8人乗りなど、多彩なモデルをラインナップしています。

 対して、競合ミニバンも同様に、標準仕様/カスタム仕様やガソリン車/ハイブリッド車を設定しているほか また、アルファードの車両価格(消費税込)は、343万8600円から764万1700円となり、ミニバンとしては高額なモデルです。

 では、似たような設定やアルファードより手に入れやすい価格帯のミニバンよりも売れている理由とは、どのようなものなのでしょうか。

 好調な販売の理由について、トヨタの販売店スタッフは次のように説明します。

「アルファードの外観デザインは、フロントにメッキ加飾を施し、水平基調とするデザインになっています。

 このようなデザインが、20代から40代と幅広いユーザーに好評です。また、クルマのデザインに個性を求める人もいますので、そのようなニーズにもマッチしているのだと思います。

 また、波はあるものの、依然としてミニバン市場の人気は高いです。そうすると、街中には自分と同じクルマを多く見かけることになります。そのなかで、個性を出すにはアルファードや兄弟車の『ヴェルファイア』のようなエッジの立ったものが好まれるのです」

 また、別の販売店スタッフは次のように話します。

「アルファードは、かつての『クラウン』と同じくいまでは憧れのような存在になっています。最近では、街中でアルファードを見かけると気にする人もいるといい、まさに『いつかは、アルファード』という現象が起きているのかもしれません」

※ ※ ※

 アルファードは、これまで多人数で移動することがおもな目的だったミニバンに、高級感という価値を加えて独自の立ち位置を確立したモデルなのです。

■「いつかは、アルファード?」その歴史とは

 いまや、高級ミニバンを代表するアルファードですが、どのような誕生背景があったのでしょうか。

 1997年に日産から発売された「エルグランド」は、日本における高級ミニバンというジャンル開拓すると同時に、それまでのミニバンとは異なる風格あるデザインや快適な居住性から人気を博し、トヨタはその対抗馬の開発に追われました。

 そして2002年に、エルグランドのライバル車として世に送り出した高級ミニバンが、初代アルファードです。

 車名は、星座のなかでもっとも明るい星を意味するギリシャ語の「アルファ」が由来とされています。

 内装は、ウッドパネルを多用することでラグジュアリー感を演出することに成功。また、広々とした車内を始め、両側スライドドア、イージークローザーシステム、日本車初のパワーバックドアといった装備が特徴的です。

 月間販売目標台数は4000台を目標とされ、販売にあたり「G」と「V」というふたつのモデルで展開されました。

 Gはトヨペット店、Vはトヨタビスタ店(現ネッツ店)で販売されました。

 販売開始年である2002年の販売台数は約5万3000台を記録。ライバル車であるエルグランドを上回る結果となります。さらに翌2003年には2.4リッターエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車が追加されたことで、販売台数は約8万4000台を突破し、エルグランドに5万台近い差をつけることに成功しました。

 2008年にフルモデルチェンジがおこなわれ、2代目モデルになったアルファード。月間販売台数目標は3000台に設定されて販売が始まりました。

 このモデルより車名の後ろについていたアルファベット表記が外れます。先代のアルファードVは「ヴェルファイア」と改称されたことにより、アルファードとは別路線を歩むこととなります。

 その違いは外装で顕著に現れており、押し出しが強い雰囲気を感じさせるヴェルファイアに対し、アルファードはより高級感を強調したイメージを初代モデルから継承。フロントマスクも、それぞれ専用のデザインを採用することで差別化を図りました。

 また、2代目モデルの登場時にハイブリッド仕様は一旦姿を消したものの、2011年に再び追加設定され、こちらも人気を博しました。

 2代目モデルの販売台数は、2008年から3代目登場までの2014年まで、年間販売台数ランキングトップ30にランクインする成績を記録しています(2011年を除く)。モデル末期の2014年にも、約2万6000台を販売しました。

 ライバル車であるエルグランドとは大きな差をつけ、日本における高級ミニバンとしての地位を奪取することに成功しました。

 現行モデルである3代目アルファードは、姉妹車であるヴェルファイアと同じ2015年に販売を開始しました。「大空間高級サルーン」をコンセプトに開発がおこなわれ、それまでのミニバンの枠にとどまらない高級車としての新しい位置づけがなされました。

 装備面では、世界初の機能を備えたパノラミックビューモニター、インテリジェントクリアランスソナー、インテリジェントパーキングアシストといった最新技術の設定があり、見た目の高級感のみならず技術面での向上も図られました。

 販売面も好調であり、フルモデルチェンジがおこなわれた2015年は約4万4000台を売り上げ、その後2018年には約5万9000台を記録しています。

※ ※ ※

 アルファードは、高級感があるだけでなく、愛車に個性の強さを求める需要が強いことが、高価格帯のクルマであるにも関わらず、高い人気を博す理由になっているといえます。

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