■新型フェアレディZにチャレンジャーのエンジンを載せるカスタマイズとは
日本では2021年冬に発表を予定している新型「フェアレディZ」。海外ではすでにさまざまなユーザーが、2020年9月に公開されたプロトタイプをベースとしたカスタマイズイメージをSNSなどでお披露目しています。
そのひとつとして、メキシコのカーデザイナーであるアビメレック・アレラーノ氏がSNSで公開した新型フェアレディZ(海外では新型「Z」)のカスタマイズが話題となっています。
【画像】ボンネットから盛り上がるのは「V8」 マッスルZを見る!
7代目となる新型フェアレディZは、全長172.4インチ(約4379mm)×全幅72.6インチ(約1844mm)×全高51.8インチ(約1316mm)、ホイールベース100.4インチ(約2550mm)と先代モデルから大きく変わっていません。
しかし、デザイン面では「伝統と最新技術の融合」をテーマに、初代モデル(S30型)、4代目モデル(Z32型)など歴代車を意識したテイストが盛り込まれています。
さらに、フロントスポイラーやシートにはフェアレディZ同様に日産の代名詞となる「GT-R(R35)」のノウハウが継承されるなど、同社スポーツカーのDNAが詰め込まれています。
パワートレイン(米国仕様)は、最高出力405ps、最大トルク350lb-ftの3リッターV型6気筒ツインターボエンジン(V6)が搭載され、6速MTまたは9速ATが組み合わされています。
なお、米国ではスポーツカーに重視される部分としてパワー(排気量や馬力)が挙げられます。
単純にいえば、「排気量や馬力が大きいほど良い」という文化があり、それ故に大排気量のアメリカンマッスルカーなどが現在でも人気があるのです。
また、初代モデル(S30型)は米国でも人気が高く、販売台数のほとんどを北米市場が占めていました。
そのため、初代モデル(S30型)に搭載されていた2リッター/2.4リッター/2.6リッター/2.8リッター直列6気筒エンジンを、さらにハイパワーで大排気量のV型8気筒(V8)に載せ替えるカスタマイズも流行っています。
今回、アレラーノ氏がお披露目した新型フェアレディZでは、V6からV8に載せ替えたカスタマイズを提案。
投稿時のハッシュタグには「#hellcat #swap #dodge #supercharged #v8 #americanmuscle」という文字が並んでいます。
これらから予想されるのは、ダッジ「チャレンジャー SRTヘルキャット」という現代のアメリカンマッスルカーを代表するモデルのエンジンを、新型フェアレディZに搭載したと考えられます。
仮に2021年モデルのエンジンであれば、6.2リッターV型8気筒エンジンにスーパーチャージャーを組み合わせて717hp(約727馬力)、さらに高性能な「レッドアイ」であれば797hp(約808馬力)を発揮するまさにアメリカンマッスルカーです。
米国などでは、これまでフェアレディZのライバルとして前述のチャレンジャーやフォード「マスタング」、シボレー「カマロ」などの名前が挙げられていました。
今回の投稿では、ユーザーから「マスタングに搭載されるエンジン(コヨーテ)のほうが似合う」などというコメントも見受けられます。
米国では、2022年春頃に発売が予定されているため、夏には実際にV6からV8に載せ替えたカスタマイズも見かけるかもしれません。
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